2020年1月のデビューから精力的に活動し、地道な努力を積み重ねて、今では圧巻のパフォーマンス力と素晴らしい楽曲で多くのファンを魅了し続けている『令和新時代の王道アイドル』MyDearDarlin’（通称、マイディア）が、初の野外ワンマンLIVE『開夏-夜空に煌めくプラネタリウム-』を河口湖ステラシアターにて開催した。

本記事では、当日の振り返りライブレポートとともに、同LIVEから「夏が来る」 「アイスクリーム」 「プラネタリウム」の映像をお届けする。

5thワンマンLIVEのテーマは、タイトルにあるとおり『プラネタリウム』。屋外の開放的な会場で、マイディアが熱い気持ちを解き放つパフォーマンスと、夏夜にぴったりな演出で観客を大いに沸かせた。

開演し、オープニング映像とマイディアお馴染みのSEが流れると、大きなクラップが鳴り響く。クラップ・歓声の中、マイディアメンバーが登場。早速熱いパフォーマンスを展開していく。

MyDearDarlin'『アイスクリーム』サムネイル（Photo: saru）  画像 2/3

爽快なリズムに乗りながら全員で踊る夏ソング「夏が来る」で開幕。ライブで人気の沸き曲「アイスクリーム」で盛り上がりながら野外の良さを存分に味わせ、「トーキョーガール」ではイントロをアレンジ、大きなクラップで全員が一体となっていく。同曲ではクールな歌唱とキレのあるダンスでマイディアの真骨頂を見せた。

この日初披露だった「真夏の彼方」では、キラキラした王道アイドルらしい一面も見せて、さらにLIVEを彩る。現在、ライブでも人気が高まっているマイディアの新しいサマーチューンだ。

続けて、「Doki Doki ロングバケーション!!!」でよりキュートさを醸し出し、「Symphony #5」 「Kaleid0scopE」でクールなサウンドと熱いステージングで魅了。MCを挟み、熱量を上げる「一生涯オリジナリティ」 「MDDシンドローム」を披露。気合の入ったパフォーマンスで会場を興奮の渦に包み込んだかと思えば、ライブで人気曲のキュートなナンバー「ナノLOVE」では、会場全体で踊って楽しむ姿も見せた。

MyDearDarlin'『プラネタリウム』サムネイル（Photo: saru）  画像 3/3

そして、このワンマンライブ前にリリックビデオを公開し、この日初パフォーマンスの「プラネタリウム」では、陽が落ちてきた中で叙情的に歌い上げる。白照明が当てられ、想いを馳せながら歌う6人の姿とそのロケーションにはとても風情があった。

全員の気持ちが一丸となる熱い楽曲「君の声」、マイディア屈指のエモ曲「SAYONARA」を魂で歌い上げ、本編ラストを締めくくった。

その後、すぐさまアンコールの声が響き渡り、メンバーがTシャツに着替えてステージに姿を現す。マイディア始まりのナンバー「MyDear」から再び熱量の高いライブをリスタート。言葉を紡ぐように歌いながら、ノリノリにダンス。充足感に満ちた時間が流れ続けた。

ここからは、ワンマンLIVEの特別演出として、マイディアの楽曲を、キーボード、パーカッション、アコースティックギターの楽器を用いて、アコースティックVer.にて展開。3人ずつに2組に分かれて2曲を披露した。まずは東條、夢実、葉山の3人でタイトルコールで大きな歓声が起こった「恋するトップノート」を歌唱。続く咲真、水城、是枝の3人はロケーション、音、メンバーの佇まいのすべてが映えた「青の君」で魅せる。6人が集結し、アコースティックパートの最後は、全員での「七転八起ドリーマー」。《何度も 転んで 何度も 諦めて その度に 悔やんで 思いが溢れた》《ボロボロになって それでも立ち上がって 諦めてやるもんか 夢を掴むんだ 》という歌詞を全身全霊で歌い上げる。マイディアのこれまでの歴史を体現したかのような楽曲を、彼女たちらしく美しく奏でて、会場にいる全員の心をギュッと掴んだ。

MCで全員が感想を述べたあと、このLIVEのために特別に打ち上げ花火が数十発も打ち上げられた。彼女たちにとって初めての野外ワンマンであることを、夏らしいスペシャルな演出で後押し。会場の多幸感はこれでもかと高まっていた。

LIVE終盤では、重要な場面で歌い、『オーオーオーオー！』と一緒に歌い上げる「僕らの詩」、これからさらなる高みを目指すと誓う気持ちと、最高の瞬間を見せたいという想いが重なり合い、それらをすべて華やかなパフォーマンスへと落とし込んだ、マイディアの代表曲「FLOWER」を披露し、最高のフィナーレとなって、このLIVEを終えた。

今回公開したLIVE映像からもぜひマイディアのLIVEの良さを感じ取って欲しい。