瀬戸内を拠点に活動するSTU48が、7月からスタートし、約4年ぶりの開催となった全国ツアー「STU48 全国ツアー2023」の千秋楽を9月30日、大阪メルパルクホールで迎えた。

コンサートはSTU48の夏曲やライブ定番曲に加え、大阪での公演とあって姉妹グループであるNMB48の楽曲『オーマイガー！』『ナギイチ』も披露し、MCでは関西弁で観客を煽るなど会場を沸かせ、大きな盛り上がりの中進行した。

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コンサート本編最後にメンバーが新衣装で登場、この全国ツアー初日（7/29）にSTU48からの卒業を発表した瀧野由美子がステージ中央に立つと、「本日最後に披露させていただく楽曲は、11月1日(水)発売の10枚目シングルです。本日初披露になります。皆さんは、自分の歩んできた道を振り返ったとき、何か後悔はありますか？後悔を振り返りつつ、新しい道へ進む決意を歌った楽曲です。聴いてください、瀧野由美子卒業シングル『君は何を後悔するのか？』」と曲紹介しパフォーマンスを初披露した。楽曲自体もこれが初解禁となった。

初披露が終わると瀧野は「10枚目という節目で卒業シングルを出させていただけることが有難いですし、光栄に思います。この曲はSTU48らしい楽曲だと思うので、私が卒業した後も皆で歌い継いで行って欲しいですし、この楽曲の振り付けにはデビューシングルの『暗闇』をオマージュした部分があるなど、私たちの思い出がつまっています。改めまして10thシングルもよろしくお願いします。」と語った。

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また、10thシングルで初めて選抜メンバーに選ばれたドラフト３期生の信濃宙花は涙に言葉を詰まらせながら「今までだったら表題曲の初披露の時にはステージ袖で見ていたのですが、今日はこうやって選抜メンバーとしてステージに立ててすごく嬉しいです。もっともっとSTU48に貢献していけるように頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。」
２期生の工藤理子は「今までアイドルの夢を見てきてもどかしさを感じることが沢山ありましたが今回のシングルで報われました。それは私一人の力ではなくファンの皆さん、スタッフの皆さん、メンバーたちのおかげです。今回、私の夢が叶いました。次はSTU48の夢を叶えたいと思っています。恩返しができるように己の責務をまっとうし、STU48に貢献できるように頑張ります。」と決意した。

キャプテンの今村美月は「シングルを通して皆さんと会える機会がどんどん増えていくことを、私達も楽しみにしています。STU48、48人全員で成長できること、そして皆さんと絆をより深められることを願っています。発売を皆さん楽しみにしていてください！よろしくお願いします！」とコメントし本編は終了した。

アンコールではSTU48の初のオリジナル楽曲『瀬戸内の声』を歌いあげ、観客からのWアンコールには客席を練り歩く演出で元気とパワーを『夢力』に乗せて披露し全国ツアーは幕を閉じた。