私立恵比寿中学による『オケラディスコ2023』が、10月7日パシフィコ横浜国立大ホールと22日に東京国際フォーラムホールAで開催された。
エビ中は毎年秋に野外コンサート「ちゅうおん」を行っていたが、今年は新しい試みとして、橋本しん率いるエビ中バンドとオーケストラ、総勢48名による『オケラディスコ2023』を開催。
私立恵比寿中学「オケラディスコ2023」より(※提供画像) 画像 2/4
タイトル通り『オケラ』はオーケストラ、『ディスコ』はダンスミュージックを表しており、いつものコンサートとは異なるスタイルのステージで会場に訪れたファミリー(ファンの総称)に贅沢で斬新なひとときを届けた。
今回は22日最終日の模様をレポートする。
場内が暗転するとステージ上に設置されたブースにDJが登場。
エビ中お馴染みのovertureをこのコンサートのためにリアレンジされたスペシャルバージョンでドロップ。
レーザーライトが会場を巡り、6面のLEDが会場を彩り、クラップを煽る。
ファミリーもそれに応えて会場にクラップ音が響くとメンバーが登場し、オーケストラの壮大な音楽で「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」がスタート。
私立恵比寿中学「オケラディスコ2023」より(※提供画像) 画像 3/4
懐かしいナンバーの新たなアレンジにファミリーが圧倒されていると、「参枚目のタフガキ」、「でかどんでん」とエネルギッシュに披露した。
自己紹介を挟み、桜木の
『エビ中の楽曲が、このオケラディスコによってどんな風に変わっているのか、みなさん私達と一緒に自由に楽しんでいきましょうー!』
の合図で「歌え!踊れ!エビーダダ!」へ。
オーケストラとバンドの融合により、いつもより華やかでパワフルにパフォーマンスすると、ミラーボールが煌びやかにメンバーのキレキレのダンスを照らしながら「中人DANCE MUSIC」へ。
優雅な音色で「PLAYBACK」を届けると、力強いバンドと柔らかなオーケストラが溶け合い最新曲「Summer Glitter」を披露。
私立恵比寿中学「オケラディスコ2023」より(※提供画像) 画像 4/4
仲村の
『まだまだこの贅沢な環境でのパフォーマンスを楽しみたいと思います』
の合図で「ジブンアップデート」、「シンガロン・シンガソン」と6面のLEDが華やかに彩る中、アップテンポな曲でファミリーを魅了した。
オーケストラがユニゾンの魅力を引き立て「日進月歩」を歌い上げると、ムードは一転。
壮大な音楽がメンバーの歌声を引き立て「宇宙は砂時計」を披露、続く「星の数え方」でメンバーの透き通った歌声が響きわたる。
幻想的な空間が続くなか、「まっすぐ」で伸びやか歌声をファンに届けていく。
星名が
『この空間も2公演目にして私たちも慣れてきて、すごく居心地の良い空間になっていて、これがもう少しで終わってしまうと思うと、すごく寂しい気持ちになりますね』
としみじみ語った。
中山が
『ここからは、また盛り上がっていきましょう!』
と気合を入れると、DJブースに安本が登場し、Daft Punkカバー曲「One More Time」へ。
メンバーが曲に合わせて自由に踊り出すと、ファミリーもノリノリで踊り出し、会場はまさにエビ中ディスコ一色となった。
星名の指揮に合わせオーケストラの演奏が始まると、エビ中の人気ナンバー「ハイタテキ!」をノリノリで歌い上げた。
そのまま「感情電車」、「なないろ」とエモーショナルに披露し、感動的なフィナーレを飾った。
安本が
『オケラディスコ、今日で本当に終わってしまうんですが、私たちも初めてのチャレンジで、ちゅうおんとはまた違うライブにしたいなということで、始まったこの企画ですが、皆さん何となく踊って楽しめましたか?踊りが好きな心菜は存分に踊れましたか?』
という問いに
『いやもう~、一生分踊りました!』
と自信満々に答えると、会場は笑い声で包まれた。
星名が
『これからもエビ中はどんどん新しいことに挑戦していきます!これからもエビ中の応援よろしくお願いします!』
と挑戦を続けていくことを誓い初めての「オケラディスコ2023」ライブを締めくくった。
また、ライブ直後には公式Xにて「エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえんin 山中湖2023」が2023年12月20日(水)に発売されることがメンバーコメント動画と共に発表された。
2013年夏、『遠足』をテーマにした野外コンサートとしてスタートし、エビ中の夏の恒例行事としてすっかり定着した「ファミえん」。
2023年10人体制で初開催された二日間。
1日目は夕方から夜にかけて、2日目は昼間と、両日異なるシチュエーションで開催された模様を、今年は2DAYSまるっと収録されている。
詳細は特設サイトをチェックしてほしい。