福岡を拠点に活動するアイドルグループ「LinQ」の1期生で、結成時からグループを支え続けてきた髙木悠未（27）が、2025年夏の卒業公演をもってLinQを卒業することが発表された。髙木は2011年のグループ結成時から九州を代表するアイドルとして約14年間にわたり活躍してきた。

髙木は、13歳の時に東京の有名グループのオーディションに落ち、「東京がダメなら地元福岡でやってやる」という強い意志を抱き、アイドル人生をスタートさせた。彼女は「LinQでの活動を通じて、喜びや苦楽を共にする仲間がいる幸せを学び、すべての経験が宝物になった」と、これまでの軌跡を振り返り、ファンやメンバー、スタッフへの感謝の意を示した。

「LinQに一生居たいと思う自分と、次なる成長を求める自分がいる」と語り、未来への挑戦とグループへの愛情の狭間で揺れる心境を明かした髙木。卒業までのラストイヤーを「感謝と恩を返す時間にしたい」とし、アイドルとしての集大成をファンと共に過ごしたいという決意を示した。

卒業公演の詳細なスケジュールは追って発表される予定だが、LinQの象徴であり続けた髙木悠未の卒業は、グループにとっても大きな転換点となるだろう。髙木が次にどのような道を歩むのか、その一歩を多くのファンが見守っている。