12月29日、『第68回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが行われ、欅坂46が登場した。今回で2回目の出場となり『不協和音』を歌唱する。
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昨年、初出場曲『サイレントマジョリティー』から打って変わって『不協和音』は更に素晴らしく感じた。何が素晴らしいかというと、1年という自信と経験でメンバー全体の自信みなぎるパワーがNHKホールを包み込む。
昨年は「よろしくお願いします」と冒頭スタッフへの挨拶も細く切れてしまうほど緊張の塊だった彼女たちが堂々としたステージングに圧巻。リハーサルの間、ステージのところどころを見たり、少し笑みをこぼす余裕も出ていた。この世代の成長ぶりとは甚だ怖いものと感じた。
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また振付師TAKAHIRO(マドンナのワールドツアーダンサー)の指導も普段、欅坂46のライブで見れない光景が見れて楽しかった。欅坂46の醍醐味、クールでエキセントリックなポーカーフェイスのダンスステージングが十二分に出るようポイントポイントの集団フォーメーションを１つ１つ丁寧に確認。TAKAHIROの持つポテンシャルの高さと欅坂46メンバーの意識が伝わってくるリハーサルであった。
リハーサル直後の記者会見では、どのメンバーからも昨年の緊張が半端なかったと言葉がこぼれる。今年はしっかり紅白を楽しみながら記憶して頑張ろうと意気込んでいた。
『不協和音』を歌うことに聞かれた長濱ねるは「すごくメッセージ性が強い曲、強い歌詞の内容の曲なので、初めて欅坂46を見てくださる方々に、私たちらしさをお伝えできるのでは」とコメント。小林由依は「フォーメーション移動がすごくある曲なので。そのフォーメーションに込められた意味も伝わればいいなあと思います」と話した。
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総合司会・内村光良が欅坂46ファンということを記者から聞かれたことに対して菅井友香は「すごく嬉しいです！私たちの曲を偉大な素晴らしい方が聴いてくださっていると知ったとき、メンバーみんなで手を叩いて喜びました」と嬉しそうにコメント。
2017年の紅白の欅坂46ステージは、どう化学反応が起きるのか目が離せない。
（取材/文：金子正男）
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