6月16日(土)、愛知・ナゴヤドームで開催された「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」。初の名古屋開催にSKE48メンバーのランクインに注目が集まる中、高柳明音(チームKⅡ・2期)が18位にランクインし「アンダーガールズ」に選ばれた。
惜しくも僅差で選抜入りを逃してしまったが、ステージへ向かう高柳をファンは高柳のメンバーカラーである黄と緑の光で明るく照らした。
アリーナに広がるサイリウムの海を見た高柳はスピーチの冒頭で投票してくれたファンへお礼を述べ「去年選抜に入れたので今年ももちろん選抜を目指してやってきたのですが、そこに悔しい思いはあります。でも、私は『今が一番楽しい!』とずっとこの一年言い続けて、悔しいことも悲しいこともたくさんあったけど、今が楽しかったら悔しいことや悲しいことも、それがあったから今があるんだって思える。だから、今の悔しさは未来の自分に(悔しさがあったから)今があるんだっていう人生にします」と逃した選抜入りへの悔しさを滲ませた。
SKE48として活動を始めて10年目を迎えた高柳。スピーチでは続けて「もう一度このナゴヤドームのステージにSKE48のみんなと帰ってきたいなって本当に思ってて、今日来て下さったのみなさまがいつかまたSKE48をナゴヤドームの夢を叶える時に『(SKE48を観に)来たいな』って思ってもらえたら嬉しいです。なにより私のことを応援して下さってるみなさまには本当に本当に心の底から感謝の気持ちでいっぱいです」と再びナゴヤドームでのライブを目標に掲げ、ファンからは温かい拍手が送られた。
最後に地元開催ということで母親を招待しようとしたエピソードを明かし、「『心臓がもたないからやめとくね』って言われて長生きしてほしいので辞めました」と会場を和ませ、「だから、もっともっと幸せな姿を親に見せれるように、この一年で私を好きになって応援して下さった方もたくさんいるので、その感謝の気持ちを胸にこれからの人生をかけて、また頑張っていきたいと思います!」と前のめりに決意を固めた。
高柳明音は「第9回AKB48総選挙」では15位。今年の速報は72位。最終獲得票数は37,773票だった。