新潟を拠点に活動するアイドルグループ・NGT48のドラフト研究生と第二期生が新潟県内で2泊3日の短期合宿を行った。これは、NGT48の第二章を牽引するメンバーとしての自覚と責任感を強く持つことを目的に実施され、合宿中にはレッスンはもちろん、お寺での修行、メイクや自撮り講座も行われた。
2泊3日の短期合宿を行ったNGT48・ドラフト研究生&二期生 ©AKS 画像 2/17
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合宿初日。まず今村支配人から、「無理と思ったら今すぐ辞めてもらって構わない。アイドルの世界は楽しいことばかりじゃない」とNGT48として活動していく心構えを厳しく諭され、どこか遠足気分だったメンバーたちも一気に緊張。しかし、その後に、一人ひとりが改めて自己紹介をしながら、3日間をどういう気持ちで過ごしていくかなどを積極的に話し合い、全員で協力して合宿を乗り切っていく決意を見せた。
その後は、施設内にある体育館で、体感やリズム感を鍛えるトレーニング、現段階のレベルでメンバーを組み分けしてのレッスンなどが行われ、合宿初日を終えた。
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2日目には、新発田市内にある名刹・宝光寺(ほうこうじ)を早朝から訪問。 自分たちで役割分担を決め課題を時間内に終わらせることを学ぶために、本堂や回廊の清掃を1時間半かけてメンバーたちだけで行った。さらに、修行の一環として座禅も実施。慣れない座禅になかなか集中できず、足を痺らせて苦しい表情を浮かべるメンバーが続出。なんとか座禅をやり終えたメンバーには、住職からは「見返りを求めずただ座り、心を落ち着け、雑念を取り払う。そして自分の心のありように気づくことが大事。これからのアイドルの活動の中で、悩みや壁にぶつかった時に思い出してみてください」とのお言葉を頂いた。
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宝光寺を後にしたメンバーは再びダンスレッスンを開始。そんな中、一期生の日下部愛菜、奈良未遥、西村菜那子、長谷川玲奈の4名がサプライズで登場し、後輩を激励する場面も。一期生からは「ご両親や多くのスタッフさんの支えがあって活動ができているということを忘れないでほしい」「何かの縁で新潟に集ま ったのだから、仲間を大事に頑張っていこう」とアドバイスを送った。後輩たちからも「握手会ではどんな話をしていますか?」「どうやってダンスを覚えていますか?」などの質問が次々に飛び出し、先輩メンバーたちは自身の経験をもとに丁寧に答えた。
また、レッスンの合間には「自撮り講座」「メイク講座」「握手会講座」「SNS講座」など、アイドル活動に必要な基本的なことを学ぶ時間も設けられた。それぞれのプロたちの言葉にメンバーたちは、メモを取りながら真剣に聞き入った。
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そして迎えた最終日。これまでのレッスンの成果を確認すべく、スタッフの見守る中、21名全員で『NGT48』『Max とき 315号』をパフォーマンスすることが最後の課題となった。ポジションは、アイドル活動には運も大事ということで、ダンスのスキルではなく「くじ引き」で決定した。センターには二期生の曽我部優芽、ラストの21番はドラフト研究生の高橋七実がそれぞれ引いた。まさかの好ポジションを引き当ててしまい緊張してしまうメンバーもいれば、いいポジションを取れる自信があったのに後列になってしまい悔しさで泣き出すメンバーも。しかし最後には、どんなポジションでも自信を持って全力を出し切ることを合宿で学んだ 21名は、それぞれが今の全てを出し切って、現段階で出来る最高のパフォーマンスを披露した。その姿にスタッフからは「よく頑張ったね」と拍手とねぎらいの言葉が送られた。
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合宿中には近隣の海岸を散歩したり、施設内の公園で体操を行ったりと、いつものレッスン場だけで会ういつもとは違う環境に身を置いたこともあり、どこか距離のあったドラフト研究生と第二期生も打ち解けることができたようだ。そして合宿に参加した21名は、それぞれが NGT48メンバーとして活動していくことへの想いを新たにして、二泊三日と短い期間ではありながらも充実した合宿を終えた。
尚、この合宿の模様は、7月10日(火)に地元のテレビ局・テレビ新潟(TeNY)の情報番組「夕方ワイド新潟一番」で特集として放送される他、後日、AKB48グループの様々な活動が映像として楽しめる 「AKB48グループ映像倉庫」でも公開していく予定だ。
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◎メンバーコメント
高橋七実(ドラフト研究生)
私たちドラフト研究生と二期生との間に微妙に距離があったので、正直、合宿に入る前は不安がありました。でも3日間でチーム感も生まれて、ひとつのことをやりとげたという達成感もありました。ドラフト研究生5人だけでは苦戦していたダンスやレッスンも、21人の力を合わせると乗り切れて、本当に実りのある合宿だったと思います。 くじ引きは最後になってしまい、ネガティブな性格なので少し落ち込みましたが、今日は運を貯めておいたんだ、 これからは上に行くだけだとも思えました。そう思えたのも合宿の成果かなと思います。
曽我部優芽(二期生)
これまではみんなと話すのが苦手でしたけど、この3日間はメンバーと何回も話し合いをしました。お互いのいい点も悪い点も指摘し合えるくらい、みんなとの距離も縮まって、絆も深まって、そしていいライバル心ももっと芽生えました。くじでセンターを任されることになり、この時限定とは分かっていてもとても緊張もしましたし、 私なんかでいいのかなとも思いました。でも、いい経験をさせてもらえるんだと前向きに思って頑張りました。こ れからも合宿の100倍くらい頑張って、今度は自分の力でポジションを取っていきたいと思います。
NGT48 Official Site:https://ngt48.jp/