たこやきレインボー(以下、たこ虹)が鮮やかな進化を遂げてサマソニに戻ってきた!
昨年、「SUMMER SONIC2017」(BEACH STAGE)でサマソニ初参戦を果たした関西発の5人組アイドルグループ・たこ虹が、8月18日(土)に、ZOZO マリンスタジアム&幕張メッセで開催された「SUMMER SONIC2018」の“JUNGLE STAGE”に出演。アイドルグループとしては異例とも言える2年連続2回目の出演で、8月4日(土)にはIDOL SONICによる“サマソニ×TIF”のコラボアーティストとして、東京・台場で開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」にも出演。ユニコーンの手島いさむ(Gt)がバンマスを務め、同じくユニコーンの川西幸一(Ds)、真心ブラザーズのバックバンド、MB’sなどで知られる上野一郎(Ba)、元NOISE FACTORYのTACOS NAOMI(Key)という強力な布陣による“なにわンダーたこ虹バンド”を従えたパフォーマンスで観客を盛り上げ、春名真依は「アイドルとしてサマソニを盛り上げてきます!」と宣言していた。
TIFの翌週に開催された東西野音ワンマン「RAINBOW SONIC 2018」でも生バンドの演奏による熱いライブを繰り広げてきた彼女たちだが、この日は久しぶりに5人だけでステージに登場。最初からボルテージ全開かと思いきや、大塚愛が作詞、作曲、プロデュースによるスイートでメロウなテクノポップ「卒業ラブテイスティ」で幕開け。恋愛模様を描いた歌詞の中に、勇気を振り絞って新たな一歩を踏み出すという決意が込められた胸キュンソングを歌い終えると、短めの自己紹介の後で、リーダーの堀くるみが「短い時間ですが、楽しんでいきましょう」とあいさつ。
続いて、メジャー1stシングルで、松隈ケンタ(SCRAMBLES)が手掛けたダンスポップ「ナナイロダンス」では、根岸可蓮が「サマーソニック、みんなで踊るで~」と呼びかけると、ロックファンやサマソニファンも巻き込み、フロアでは自由に踊るオーディエンスが続出。さらに、彩木咲良がフロアに「おい、おっさ~ん! ここから声を出して拳をあげていくぞ~」というあおりを経て、KEMURIの津田紀昭が作曲した「輝け!おっサンシャイン!」からインディーズ時代から人気の「めっちゃPUNK」とアグレッシブなパンクナンバーを連発。全員お揃いの真っ赤な衣装で髪を振り乱しながら熱唱し、オーディエンスの拳と声をあげさせた。
そして、春名真依が「最後の曲もみんなで一緒に歌って踊りましょう」と語り、前山田健一プロデュースのメッセージソング「RAINBOW~私は私やねんから~」を高らかに力強く歌い上げ、フロアにたこやきの虹を架けた。また、清井咲希の気持ちの入った歌い回しに、この歌を絶対に届けるんだという思いの強さを感じた人も多かったはず。
アイドルフェスとロックフェスの架け橋となった彼女たちは、サマソニのオーディエンスにこの1年間での進化、成長した姿を見せつけ、最後にアイドルらしい笑顔で締めくくった。
なお、たこ虹は、8月24日(金)に沖縄で撮影された初の写真集「Rainbow journey」を発売。9月8日(土)には、東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLESURE PLESUREにて、同日にIDOLSONICに出演した東京女子流とのツーマンライブを開催する。また、5組のプロデューサー陣と30秒の新曲でコラボレーションし、全5曲を30秒CMに映像化する新企画「30秒新曲」を制作中で、「輝け!たこ虹CMソング大賞」の開催も決定している。
●セットリスト
SE tacoture
M1.卒業ラブテイスティ
M2.ナナイロダンス
M3.輝け!おっサンシャイン!
M4.めっちゃPUNK
M5.RAINBOW~私は私やねんから~