こぶしファクトリーが8月25日(土)に神奈川・横浜アリーナにて開催された『@JAM EXPO 2018』1日目の「ストロベリーステージ」に登場した。
エレクトロなビートに乗せ、爽やかな歌声を魅力にせまったのが、こぶしファクトリー。最新シングル『きっと私は』を、高ぶる気持ちのままに歌い上げるメンバーたち。そのパワフルな姿と歌声に触れた瞬間、身体中に元気な光が降り注いだ気分になる。低音の効いた躍動的な楽曲で、胸の内に秘めた想いを宣言するように歌う姿が魅力的だ。躍動するメンバーたちへ向け、観客たちがこぶしを振り上げ、沸き上がる熱を舞台上へぶつけた。
こぶしファクトリー ©@JAM EXPO 2018 画像 2/4
身体をガンガンに揺さぶる強烈なEDMサウンドに乗せ、メンバーは歌声さえ時に唸らせ『念には念』を歌いだした。今日の歌声は、何時も以上に身体中へ絡みつくように挑発的だ。なんて力強いのだろう。楽曲も躍動するパワーを抱いているが、それ以上に彼女たちの挑戦的な歌声とパフォーマンスに触発され、身体が嬉しく震えていた。そう、騒がずにいれない。
こぶしファクトリー ©@JAM EXPO 2018 画像 3/4
身体を痺れさせるブルージーなダンスロックナンバー『懸命ブルース』の登場だ。挑みかかるように、メンバーたちは歌声を突きつける。背伸びした妖艶さが、ドキドキとした刺激を沸き起こす。どこか小悪魔な匂いをあえて醸しだす姿に、観ている側はハラハラせずにいれない。何より一緒に気持ちを高ぶらせ、拳振り上げ熱気をぶつけずにいれなかった。
これまでの挑戦的なステージングから色を変えるように、こぶしファクトリーが届けたのが『未熟半熟トロトロ』。その歌は、会場中に明るい光のシャワーを降り注いでゆく。メンバーも満面の笑顔で、気持ちの奥底から沸き上がる楽しいパワーを歌の光に変え、たっぷり届けてくれた。「君が嬉しい涙流すとき 拳上げて一緒にジャンプ」と歌う声に合わせ、会場中の人たちも笑顔で飛び跳ねた。
こぶしファクトリー ©@JAM EXPO 2018 画像 4/4
最後にこぶしファクトリーは、溜め込んだ気持ちを一気に解き放つように『シャララ!やれるはずさ』を歌唱。センターステージとメインステージに分かれ歌うメンバーたち。場内に生まれた「シャララ」や「オーオーオー」の合唱。誰もがメンバーたちと一緒に心無邪気にはしゃいでいた。いや、共に騒がなきゃもったいない。だって、こぶしファクトリーが僕らに笑顔を授け、こぶしを突き上げさせてくれたのだから。
( 取材/文:長澤智典/ 写真:安藤龍之介)
『@JAM EXPO 2018』8月25日公演「ストロベリーステージ」
【こぶしファクトリー・セットリスト】
M01:きっと私は
M02:念には念(念入りver)
M03:懸命ブルース
M04:未熟半熟トロトロ
M05:シャララ!やれるはずさ
こぶしファクトリー オフィシャルサイト:http://www.helloproject.com/kobushifactory/