9nine初のベスト盤、9nine 1st Best Album「Best9」が6月22日リリースされた。
アルバムリリースとしては前作「MAGI9 PLAYLAND」から約2年ぶり、また、5人での最後の作品となる。WWSチャンネルでは9nineのメンバー、川島海荷・佐武宇綺・村田寛奈・吉井香奈恵・西脇彩華の5名それぞれにインタビューを行った。
(取材/文:村松美紀 写真:仲西一成)
現在『9nine LIVE 2016 BEST9 TOUR』を東京・名古屋・大阪で開催しているが、東京の中野サンプラザ公演を最後に川島がグループを脱退するため、5人での最後のライブツアーとなる。
■佐武宇綺
アッシュ系に染めた髪に赤いリップでクールな印象で登場した佐武宇綺。
穏やかに真剣な眼差しで話してくれた。
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Q:ジャケットの衣装を全員白で揃えていますが、どんな思いが込められていますか?
佐武宇綺:ファーストアルバム『9nine』の白の衣装、白のバックに合わせたことで、成長の過程を見ることができるようにしました。アルバムを通して、成長を見比べることができるのではないかなと思います。
Q:爽やかな曲が多く、9nineらしいアルバムだと感じました。どんな時に誰と聴きたくなるアルバムですか?
佐武宇綺:5人でまだ聴けてないので近々5人全員で聴きたいです!
デビュー曲から『愛 愛 愛』まで詰め込んでいるので、成長と歴史が詰まった一枚。メンバーでどっぷりと浸かりたいですね。
Q:曲調もグループも、デビューした頃のキュートで万人に愛される印象から、クールでかっこいい、時代を牽引していく力強さを感じる印象にメンバーの成長とともに変化してきたように思います。
グループとして活動してきて、意識が変わったと思う曲や時期はありますか。
佐武宇綺:若いときに、恋の歌を歌っていても説得力がないと思うのですが、『少女トラベラー』のときに20歳になって、ダンスミュージックである『Evolution No.9』の頃にはみんなちょっとずつ大人になって、ファンも女性の方が増えてきたように感じます。この頃からファンの人の反応も変わって、意外とダンスミュージックが9nineの声に合うんだなと気づくことができました。ここからダンスミュージックに特化した9nineになりました。
Q:最後にファンのみなさんへメッセージお願いします!
佐武宇綺:佐武宇綺、アーティストとしてベストアルバムを出すことが目標のひとつでした。うみちゃんは『愛 愛 愛』で最後になるので、今いるメンバーでは最後のベストアルバムです。5人での成長と歴史が感じられるものになっているので、手にとって、ライブに足を運んでほしいなと思います。