ヘヴィロックにラップ、ダンス、ヒューマンビートボックスなど様々な要素を融合させたNewミクスチャースタイルの楽曲。
疾走感とパンチの効いたハードなロックヴォーカルから、R&B調のムーディーな曲、切なすぎる女心まで、様々な場面を表現し、歌い上げるパフォーマンス力。
毎回想像と限界を超えて行くハイクオリティなダンス。
確かなパフォーマンス力を基に、挑戦的な取り組みを続けてきた結果、ジャンルの枠を超えた幅広い音楽リスナーから熱い注目を集め続けている9人組のダンスヴォーカルグループが「SUPER★DRAGON」だ。
そんな彼らが2月27日に2ndアルバム『2nd Emotion』を発表する。
1stアルバムから2年、スキル・意識の両面で成長した彼らが掲げたアルバムのテーマは「感情」。
WWSでは、注目のグループ「SUPER★DRAGON」へインタビューを実施。
メンバーがアルバムや、これまでの軌跡について熱く語ってくれたが、その言葉の節々からにじみ出るのは、様々な経験を経た事による“自信”と自分たちの楽曲やパフォーマスに対する“プライド”だ。
ほとんどのメンバーが10代ながら、パフォーマンスに対する大きな熱量を持った彼らの“想い”を、今回はお届けしていきたい。
また巻末にはメンバーの素顔が見える「最近アガッた出来事」も掲載しているので、是非最後までチェックを!
■感情がテーマ。その中でもリアルな「怒」を歌った楽曲に注目を。
―今回のアルバムは、どういうアルバムになっていますか?
毅:「2nd Emotion」というタイトルの通り、様々な感情がテーマになっています。
僕たちの様々な感情を、包み隠さず、僕たちの音楽で表現しています。
颯:今回のアルバムは「喜」「怒」「憂」などをはじめとする様々な感情がテーマにあるんです。
毅:その中でも、特に注目して欲しい感情は「怒」。
今回初めて表現した感情になりますが、世の中に対してや、自分自身に対してなど、強いパワーを持つ感情の「怒」という気持ちを包み隠さず、楽曲で表現している事が大きな特徴だと思います。
『BADASS』や、ラップ3人組による『Set It Off』などは特に僕たちが日ごろ抱えている“怒り”“憤り”を表現に変換して、音楽を通して伝える事ができた1曲だと思っています。
この挑戦はSUPER★DRAGONとしても、1つ殻を破る事ができたのでは、とも感じています。
彪馬:それとメンバー全員が“10代”というのが、このアルバムで最後になります。
10代である今の僕たちが出せる“声”や、リアルな“感情”を凝縮しているので、それを受け取ってもらえたら、と思っています。
壮吾:10代である今の僕らにしか表現できない“感情”や“パフォーマンス”に是非注目をして欲しいですね。
和哉:あと、ミクスチャーという様々なジャンルの音楽を取り入れたSUPER★DRAGONらしく、色々な楽曲を網羅したアルバムに仕上がっていると思っています。激しい曲から、R&Bのような曲、エモさのある曲など僕たちの曲を初めて聴く方でもきっと気に入って頂ける1曲があると思います。
洸希:色々なジャンルの楽曲があるので、それぞれ表現や歌い方にもこだわりを持たせています。
是非1つ1つの曲を聴き込んで、様々なテイストを楽しんでもらえたら嬉しいですね。
■重ねた様々な経験と、プライド。そのこだわりが凝縮された今回の作品。
―1stアルバムやこれまでの楽曲との違いはどこにあると思いますか?
和哉:1stアルバムの時、僕は「ラップをやってみない?」と言われて挑戦していました。
でも今回は「俺を観ろ!」という気持ちを以前よりも強く持って、レコーディングに取り組みました。
これまで重ねてきた色々な経験がそうした気持ちを持たせてくれましたし、“感情”がテーマなのでより自分の気持ちを強く表現するように意識をしました。
ジャン:僕も1stアルバムの頃は、…もちろんガムシャラに一生懸命やってはいたんですが、今ほど主体的にラップと向き合っていなかったのかもしれない、と思うんです。
というのも、活動を続ける中で、ラップへの興味がどんどん湧いてきて、深い所まで自分からどんどん知りたくなって、それを形にしたくて毎日曲を作って…という風に自分が変わってきたんです。
沢山音楽を聴いて常にそれに触れる環境にいた事で、自分の意識も、スキルも色々な事がいつの間にか積み重なっている物ができていたんです。
1stアルバムと、2ndアルバムを聞き返してみると、“ラップへの愛情度”が僕なりに違っているとも感じます。
だから、ただパフォーマンスをするだけではなく、『Set It Off』は3人でラップする曲ですが、3人だからこそ出せるそれぞれの持ち味を出せるように意識するなど、これまで以上にそれぞれの個性を生かしながら、さらにクオリティを上げられるように今回はこだわりました。
僕は「遊べる声質」と言われる自分の声を生かして、パートごとに雰囲気を変えるなどの挑戦もしています。
玲於:『SWEET DEVIL』から引き続いて、和哉がデスボイスを今回のアルバムでも使っていますし、他の楽曲でも感情を出す表現方法が1stアルバムの頃よりも広がっていると思っています。
僕自身も最近ダークな一面を持った曲を聴くようになって、激しい人生や気持ちを表現するロックや、それを体現するデスボイスなど、良いなと思ったものを自分なりにパフォーマンスへ取り入れるようにしています。
メンバーそれぞれがこれまで培ってきたものを、今回のアルバムには色々な所で詰め込んでいます。
■ダンス好きにも、詳しくない方も楽しめるクオリティを目指す。
ダンスが加わる事で完成する楽曲の世界観も「ライブ」で是非楽しんで!
―ダンスパフォーマンスについてはいかがでしょうか?
玲於:表題曲の『WARNING』をはじめダンスでは、フォーメーションで揃える所はきっちり揃えながら、ダンスが好きで、色々なダンスに見慣れている方も、ダンスをにそこまで詳しくない方も、満足してもらえて、楽めるダンスを目指して行きたいと思っています。
僕も今回はアクロバットに挑戦しています。
ダンスも個人それぞれでスキルアップをしているので、今後のMVやライブで見せ場をどんどん作れるようになりたいですね。
颯:ダンスを含めたパフォーマンスの難易度も全体的に上がっているので、繊細な動きや気を付ける所も色々ありますが、ホールツアーまでにより高い完成度を目指して、今は日々練習をしています。
楽:ダンスが加わる事で楽曲の世界観や楽しみ方がよりはっきりと見えてくるので、アルバムを聴いて楽しんだ後は、ライブやイベントに来ていただいて、僕たちのパフォーマンスの魅力を100%楽しんで欲しいです。
■2019年、まずは春のツアーの成功を目指す。シンプルにパフォーマンス勝負のステージで「ライブに来てくれた全員を、満足させる」
―SUPER★DRAGONとして2019年の目標を教えてください。
玲於:まずは春から始まる7thワンマンライブツアーを、成功させたいです。
来てくれた全員が満足するライブが目標です。
今回はこれまで以上にパフォーマンスだけで勝負をするステージに挑戦します。
今までとは違う挑戦になりますし、メンバー全員、気合もめちゃくちゃ入っています。
颯:今まではストーリー性をライブに持たせていましたが、今回は自分たちのパフォーマンスのみでの勝負なので、プレッシャーもありますが、楽しみでもあります。
毅:逃げも隠れもしません!(笑)
おまけ:スパドラメンバーに直撃!最近‟アガッた出来事‟とは…?最近‟アガッた出来事‟を教えてください。
洸希:大好きなビートボックスの話になるんですが…(メンバーに向かって)みんな、寝ないでね。
全員:(寝たフリ)
洸希:おい!(笑)僕が大好きなビートボックスのZU-nAさんという方のYouTubeチャンネルで、ビートボックスをきっかけにSUPER★DRAGONの事を紹介してくださったんです。しかもすごい褒めて下さって…。これを観た時、泣いちゃいました。
ジャン:確かに泣いてたね…
全員:ジャン、その現場、見てないだろ!(笑)
和哉:僕は大好きな漫画家の先生が、春から新連載を始める事を発表してくださった事です。
自分がとても好きな漫画があるんですが、それを超える作品を作ると言ってくれていて、今からめちゃくちゃ楽しみです。
彪馬:僕は初詣に行っておみくじで中吉が出たことかなあ…。
全員:え~!そこでアガるんかい…。普通大吉でしょ…。
玲於:宮野真守さんのライブDVDを手に入れたことです。宮野さんが大好きなので!
壮吾:3月にダイヤ改正で北海道新幹線が東京から函館まで3時間58分で行けるようになったことです!これまで4時間2分かかっていたので…。4時間を切って、嬉しいです!!
全員:(寝たフリ)
楽:身長が、すごく伸びました!
全員:お~!
楽:2年間で22センチ伸びました。1年で11センチかな…。
全員:玲於くん1人分じゃない!?
玲於:違うわ!(笑)『こびとづかん』じゃん、それじゃ!
颯:初夢に飼っている猫の“クマくん”が出てきた事です。内容は覚えてないですが…。
毅:毎日普通に会えるじゃん!(笑)
颯:初夢に出るって、縁起が良いじゃん!
全員:確かに!
毅:三浦大知さんのライブを拝見したんですが、演出もシンプルでパフォーマンス勝負のステージだったんです。
それがめちゃくちゃパワフルで、エモーショナル。今度の春のツアーにも繋がる内容で、めちゃくちゃ勉強になりました!
ジャン:元旦に友達と初詣と初日の出をやったんですが…
全員:“やった”って!(笑)
ジャン:開催、かな?(笑)それが本当に楽しかったです。