7月20日に13枚目のシングル『翼』をリリースする藍井エイル。そんな藍井エイルがWWSチャンネルのインタビューで『翼』への想い、また海外での活動や11月に行われる日本武道館2days公演について、今後の目標など様々な事について語ってくれた。
(取材/文/写真:山岸一之)
Q.7/20リリースのニューシングル『翼』はどんな曲に仕上がっていますか?
藍井エイル:13枚目のシングル『翼』はアニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」のOPテーマになっているんですけど、アルスラーン戦記は、実は前にもEDテーマで『ラピスラズリ』という曲を歌わせていただいていて、その曲とはまた違った仕上がりになりました。同じように情熱的な楽曲 ではあるのですが、炎に例えると『ラピスラズリ』はゆらゆらとした炎。『翼』はメラメラと燃えているような力強さを持った楽曲になっていて、テンポももちろんOPという事で速いテンポになっています。特にサビの広がりは『翼』という楽曲が持つ力強さを表現できているかなという風に思っています。
歌詞の中のテーマとしては、自分の大切な人達が自分の周りにいるからこそ、大切な夢だったりとか目標だったりとか、掴みたい想いっていうものに近づいていける。迷ったりしても、大切な仲間達がいる事によって、目標を叶えたいっていう決意が強くなる。そんな決意がテーマになっている曲になっています。
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Q.『翼』のMVが一部公開され話題を呼んでいますがMV(ミュージックビデオ)の見所などを教えてください。
藍井エイル:『翼』自体が力強い楽曲でもありますし、初めて楽曲を聴いた時に特にBメロからサビにかけて凄いスケールの広がりを感じたんです。MVもきっとスケール感の大きいものが良いんじゃないかなっていう風に思っていて、監督さんとお話をして今回フルCGで撮るという形になったのですが、フルCGだからこそ表現できる広大さっていうものがあると思うんですよ。ただ広大なだけではなく、時が止まったまま戦う兵士達が登場したり、最終的にはリアルで見る事は不可能なような、凄く壮大な風景が出てくるんです。それはまだ公開されていないので是非楽しみにしていただきたいですし、途中自分でMVを見てた時に「あれ?私ってなんか凄い人に見えてきたぞ!」っていうような「何か」が登場してきたりもします。カッコイイ仕上がりになっていますので、楽しみにしていただきたいなと思います。
―CG撮影は大変でしたか?
藍井エイル:CG撮影はグリーンバックなので、どういうCGが組み合わさるのかを監督さんに聞いて映像をみせてもらって、ここの真ん中に私がいる感じだって事を説明してもらったりして、それをイメージしながら音に合わせて動いていくっていう形でした。どれだけイメージをかき立てながら歌う事が出来るかっていう事が難しかったところです。
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