2017.04.10 公開


今回は2017年日本制覇にとどまらず、世界進出も狙う「BOYS AND MEN」の事務所フォーチュンエンターテイメント(愛知県名古屋市)にお邪魔してきました。

BOYS AND MEN」といえば2010年名古屋で生まれた男性グループで全員が東海地区出身在住。2016年出したCDが3作連続オリコンチャート第1位という快挙を成し遂げ、年末レコード大賞新人賞を受賞、2017年3月現在、テレビ&ラジオレギュラー19本を持つ。

そんな通称・ボイメンを作った男・谷口誠治(57)の挑戦、そして事務所に潜入取材してきました。




インタビュアー:自叙伝「夢は叶えるもの!ボイメンを創った男」出版おめでとうござます。あまりにも感動しすぎて10冊購入してしまいました。色々な人に勧めて回っております。

谷口:ありがとうございます。

インタビュアー:特に谷口社長の青年時代、成功、挫折を繰り返してからの資金がなくなった最後にボイメンへ行きついた感動秘話は涙ものでした。谷口社長としては。今回の本を通して何を伝えたかったいえますか?

谷口:タイトルにもある「夢は叶えるもの」とありますように、いつも私の信条である「ビジネスより夢が先行」という生き方をしてきました。夢は諦めなければ必ず叶う、ただ叶うのも偶然、だからこそ偶然を勝ち得るためには諦めないでいるからこそ実現するんだということですね。どうせそんなこと言ったて金儲けだろうって言う人もいますが、僕は本音で彼らたちと本気で生きてます。

インタビュアー:それが1月に映画公開と武道館ライブの成功を祈願して、谷口社長自ら『東京⇒名古屋360kmを5日間でスケート完走を目指す」という滅茶苦茶な計画につながったんですね。

谷口:いやいや(笑)結局は1日多くかかって、6日間かかっちゃいましたけどね。

インタビュアー:もともとプロスケーターだった谷口社長ですが、番組の企画とか誰かにやれば?と約束してはじめたんですか?

谷口:メンバーとも約束してませんし、誰とも約束していないですね。むしろ周囲に気付かれたら止めるのが分かっていたので。ギリギリまで言わなかったです。

インタビュアー:なぜそうまでして始めようと思ったのですか?

谷口:武道館LIVEまで時間が近づくなかで、メンバーに口酸っぱく「武道館成功まで、みんなやれることをやろう!お前ら本当に武道館にかけているのか!まだ1人1人、出来ることがあるんじゃないか」って言っていたんですよね。でも自分は何をしているかと言ったらアイデアを出して会社のお金でやっているだけ。たまたまそれが当たっているだけ。谷口誠治、ひと個人では何をしているのか?一番言っているやつが何をしているんだ?と我に振り返ったときに、勝手に心と体が動いてましたね。私の行動を通じて『グループではなく、個人が強くなっていってほしい』。そうでないとBOYS AND MENではないからと。

インタビュアー:ゴールしたシーン、テレビで見ました。とても感動的で涙しました。そのときメンバーが言っていた言葉が印象的でした。「社長は馬鹿正直な人です。でも 常にキラキラして夢に向かっている人です」と。

谷口:走りはじめたときは初日で止めようと思いましたが、6日間走り続けていくなかでBOYS AND MENの苦節6年を思い返せて本当によかったと思います。

インタビュアー:まさに『夢を持っていない人はダメ、夢に向かう思いが強いやつは成功する』を自分自身の体をもって証明したわけですね。




続いて谷口社長に事務所「フォーチュンエンターテイメント」の中を案内してもらいました。この中にBOYS AND MENが人気になった秘策があるかもしれないと・・・。

BOYS AND MEN事務所に潜入取材~売れた秘密が見えてきた!『育ての親・谷口社長に突撃インタビュー』  画像 2/5
谷口:まずは、ここがレッスン場です。24時間開放しております。メンバーが好きな時間に好きなだけ練習できるような環境を作っております。あと女性ユニットで「おとめボタン」がおりましてイリュージョンステージやマジックの練習もここで行っております。こだわりは防音、そして振動を和らげるために床を15センチ底上げしております。
続いてはレコーディング室です。

BOYS AND MEN事務所に潜入取材~売れた秘密が見えてきた!『育ての親・谷口社長に突撃インタビュー』  画像 3/5
谷口:事務所を立ち上げたときから自社でもっていた方がいいと思っておりました。丁度いまレコーディングしているのが3月18日発売の2ndシングル『じゃじゃウマおてんBURN!!』で、おとめボタンの小西麗菜です。

インタビュアー:レコーディングの最中ありがとうござました!「じゃじゃウマおてんBURN!!」絶対買います!




谷口:続いて社長室です。

BOYS AND MEN事務所に潜入取材~売れた秘密が見えてきた!『育ての親・谷口社長に突撃インタビュー』  画像 4/5
インタビュアー:おー!たくさんのヒット曲が!谷口社長にとって名古屋を拠点に構えるフォーチュンエンターテイメントの役割とはどういうところにあると思いますか?

谷口:エンタメの会社だから遊びがないと思います。東京の方々にも負けないように、名古屋も面白い会社があることを知ってもらいたくて、名古屋エンタメの代表のつもりでフォーチュンエンターテイメントを作ったんです。

インタビュアー:いろいろありがとうございました。サービス精神旺盛の谷口社長に感謝しております。

谷口:いやいやいや。私の人生は今まで行き当たりばったりの人生ですが・・・。明確なゴール(=夢)を達成してきたからこそ今がある!そしてボイメンがいる。少しでも色々な人に「俺(わたし)、まだやれるな」って思ってほしいんですよね。夢は叶えていいんです!ってみんな思えたら最高だなって。

インタビュアー:谷口社長!ありがとうございました。

(取材/文/写真/インタビュアー:金子正男)



BOYS AND MEN事務所に潜入取材~売れた秘密が見えてきた!『育ての親・谷口社長に突撃インタビュー』  画像 5/5


フォーチュンエンターテイメント代表取締役・谷口誠治、初の自伝の発売中!
【タイトル】夢は叶えるもの!ボイメンを創った男
【定価】1,600円+税(税込1,728円)
【発行】Sweet Thick Omelet/ISBN 978-4-907061-25-8 C0093

【内容】
10月にはインラインスケートで東京―名古屋360キロをボイメン映画宣伝のために走破した谷口誠治。数々の伝説をもつ“社長”が振り返る、その激動の人生。BOYS AND MENは、いかにして生まれたのか。そのルーツは少年時代にあった。

名古屋へ単身やってきてから、ボイメン誕生までの苦難の道のり。メンバー全員との出逢いのエピソード。「全国制覇」「アジア進出」をめざしたボイメン・ストーリーなどファンなら知っておきたい“物語”が満載。

さらに、「BOYS AND MENメンバーからの言葉」「BOYS AND MEN研究生からの言葉」「座談会谷口誠治BOYS AND MEN」などの企画も掲載。2017年1月7日、新たなボイメン伝説となる日本武道館公演と同日発売した。

 

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