4月26日から池袋サンシャイン劇場でスタートする舞台『スキップ』に主演の深川麻衣にインタビューを行った。深川は舞台の見どころや乃木坂46を卒業してからの活動に関して語ってくれた。
Q.舞台『スキップ』の主演に抜擢された感想をお聞かせください。
深川麻衣:舞台はもの凄くやりたかったお仕事なので、嬉しいという気持ちと、共演者の方が本当に場数を踏んでこられた方ばかりなので、W主演という大きい役が自分でいいのかなという怖さはいまもあります。
Q.稽古の真っ最中だと思いますが、楽しい事や辛い事はありますか?
Q.具体的にどういった点がまだまだだと思っていますか?
Q.見どころはどこですか?
深川麻衣:13年前に上演されていて、今回再演なんです。当時のDVDを頂いて、それを観た時にも思ったんですけど、やはりダブルキャストとかじゃなくて、1人の役を2人が同じ舞台上で演じるっていう事が面白いなって思いますし、時の流れとかをセットの回転とかで表現してたりするのも面白いと思います。あと、霧矢大夢さんが42歳の真理子役で、私が17歳の真理子役なんですが、どちらかが出てる時はどちらかが舞台袖にいるんじゃなくて、2人が同時に同じ舞台にいるっていう時間が凄く多い。私が前に出て喋っている時は、霧矢さんは心の動きとか心情を表現するっていうような動きをしているんですけど、そういう所が普通の舞台には中々ないと思うので、観てて面白い所じゃないかなって思います。本当に個性豊かな方ばかりなので、観ていてにぎやかな所もありますし、共演者の方々の個性や演技も観ていて頂くと楽しいと思います。
Q..深川さんが観て欲しい所はどこですか?
深川麻衣:好きなシーンはいっぱいあるんですけど、特に授業のシーンを観てもらいたいです。そこが凄く好きで、42歳の真理子が生徒に向かって授業をするんですけど、その内容がいいんですよね。心があったまるというか。私が小説を読んでても感動する所です。今回の舞台の脚本はほとんど手を加えられてなくて、原作の内容をかなりそのまま引っ張ってきている所が多いので、原作のファンの方にも是非見て欲しいです。
あとは、お話自体はちょっと残酷な所もあって・・・17歳の女子高生が起きたら42歳になっていて、旦那さんも子供もいて、容姿も変化してっていう・・・でも、時間を巻き戻す事が出来ない。同性の自分にとってはより残酷かなと・・・。苦しい所もあるけど、やはり主人公の真理子が前向きな女の子だから、周りも自然と応援したくなったり、自分も頑張ろうと思えるような作品になってます。原作を知らない方にも是非観に来て、こういうお話があるんだって事を知って欲しいなって思います。
Q.意気込みをお願いします。
深川麻衣:今回舞台での初主演なんですけど、もの凄くプレッシャーはありつつも、でもやはり観に来てくださった方に楽しんで頂きたいし、この『スキップ』のお話を好きになって頂きたいなと思っていて、だから今はとにかく毎日の稽古を頑張るのみだと思っています。色んな期待をもって観に来てくださった皆さんに楽しんで帰ってもらえるように頑張っていきたいですし、しっかりと皆から愛されるような真理子を本番でも演じられたらいいなって思ってます。
Q.最近、「乃木坂現象」と言われたり、乃木坂46の人気が凄いですが、どう思いますか?
深川麻衣:TVとかニュースを観ていたりすると自然に耳に入ってきます。そういう情報がニュース番組で流れていたりするので、みんな頑張っていて凄いなって思ったり、変わらず応援しています。
Q.乃木坂46を卒業されてから事務所に入るまでの休暇に何かされましたか?
深川麻衣:乃木坂46にいる間に出来なかった事でいうと、家族や友達と旅行に行ったりしました。お母さんとは箱根に行って、友達とは初めて韓国、他には長野にも行きました。和風な所に凄い興味があって、今行った事ない所で行きたいのは、両方島なんですけど、屋久島と直島。イタリアなど海外ももちろん行きたいんですけど、実行に移しやすい所でいうと、あとは厳島神社も行きたいです。
Q.乃木坂46を卒業して1人で活動してみてどうですか?
深川麻衣:グループにいたからこそなんですけど、やっぱり助け合う事ができた。歌番組などで、例えばどうしてもこの子が本当に体調悪くてもう無理だってなったら、その空いた場所を皆で自然にカバーしたりとか、ライブのリハーサルでも、じゃあこの子が今日いないからここ詰めてとか、そういう助け合いとか分担がありました。ラジオとかで、「じゃあ私は告知言うね」、「じゃあ私は別のお知らせ言うね」とか。でもやはり1人だと、自分で発信していかないといけない。私、今までグループにいた時は、自分から出ていくよりはちょっと一歩下がって見守るじゃないですけど、最年長だったのもあってそういう役回りだったんですよね。だけど1人だとやはりそのままだといけない・・・。もちろん無理してそうやって過ごしていたわけじゃなくて、本当にそのままの自分で過ごしていたつもりではあるんですけど。でも意識的に、ここあんまり前に出ちゃいけないかなとか意識してた部分はあったと思うので、今はそういう遠慮とかはしちゃいけないなというか、きちんと自分が思った事を言葉にしないといけないと思っています。乃木坂46にいた時から応援してくださっている方も大切にしながらも、やはり今まで自分を知らなかった方にもきちんと自分の事を知ってもらえるように頑張っていかないといけないなって思っています。
Q.先日迎えられた誕生日にInstagramを始められましたが、始めようと思った理由はありますか?
深川麻衣:やはり、さっきも言った発信していかなければというのが、自分の中で大きい事なんです。所属者のブログや近況などの画像が見れる事務所の公式サイトでブログもやっているんですが、今の10代、20代の人って、SNSを使っている方も多いじゃないですか。私、乃木坂46にいた時、色々なSNSがあったのですが、やっていなくて、公式のブログとモバイルメールをやっていたんですよ。自分の事を本当に好きになって興味をもってくださった方は、登録をしてブログとか読んでくださっている方もいるんですけど、やはり気軽に検索して知ってもらう事とか、自分の好きなものとか、今こういう事をしているっていう事を発信していくっていう面では、Instagramって距離も近く感じるし、良いなって思って。ブログの方はきちんと自分の思っている事や気持ちなど言葉の方を発信して、Instagramは今なにしてるよっていう事を気軽に、私を応援してくださっている方に発信出来たらいいなっていう気持ちで始めました。近況とかを写真でのせていく予定です。
https://wws-channel.com/interview2/33040.html (4月17日20時公開)