5月16日(土)に放送された『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)で、"外出自粛が続く今だからこそ読みたい! 大人も子どもも楽しめる絵本!"が特集。「小学生がえらぶ!"こどもの本"総選挙」のアンバサダーを務め、芥川賞作家で芸人の又吉直樹が、番組内で絵本『ママはかいぞく』(カリーヌ・シュリュグ著/光文社刊)を自身のオススメとして紹介。
「主人公の少年のママは、日々、海賊の仲間たちと宝島を目指して航海に出かける。帰宅すると具合が悪そうにぐったりするママ……。日に日に元気がなくなり、 食欲も落ちていくが、宝島を見つけた日を境に元気を取り戻していく。」
一見、たわいないストーリーだが、裏の真のストーリーに気づいた時、感動が押し寄せてくると評判の絵本で、フランスで話題になり、大人も楽しめる仕掛け絵本。
『ママはかいぞく』
文:カリーヌ・シュリュグ
絵:レミ・サイヤール
訳:山本知子
発売:光文社
発売日:2020年3月25日
定価:本体1,500円+税
判型:A4判変形ハードカバー
◎著者:カリーヌ・シュリュグ(Karine Surugue)
リールのビジネススクール(EDHEC)で修士号を取得したのち、フリーのコンサルタントとなる。現在はモンテッソーリ教育法の教師を務めながら、絵本を執筆。パリ在住。四児の母でもある。
◎訳者:山本知子(やまもとともこ)
フランス語翻訳家。絵本から政治・経済系ノンフィクションまで幅広いジャンルの翻訳を手がける。児童向けの訳書に『カバくんのおしり』(ソニーマガジンズ)、『旅するヤギはバラードを歌う』(早川書房)、『おばあちゃんに会いたい』(サンマーク出版)、『どうぶつピラミッド』(NHK出版)、『タラ・ダンカン』シリーズ全12巻(共訳、 KADOKAWA/メディアファクトリー)などがある。