2021.02.01 公開
2月で創刊99周年を迎えた「週刊朝日」。これを記念した特別企画として、かつて同誌で名物コラム「週刊村上朝日堂」を連載していた作家の村上春樹が、独占インタビューに応じた。
世界中に読者を持つ村上は、 新型コロナウイルスの感染が広がる中、「どんな状況でも人は楽しめるなにかが必要です」と、持論を語る。
では、村上が今、 楽しめる何かとは──。 他にも、司馬遼太郎「街道をゆく」やナンシー関「小耳にはさもう」など、週刊朝日「名物連載」の歴史、花粉症の「くしゃみ」に潜むコロナ感染拡大のリスク、東京五輪「2032年延期」に横たわる大問題など、充実のラインナップでお届けする。
自身がDJを務めるTOKYO FM/JFN38局の全国放送のラジオ番組「村上RADIO」を通じ、「さて、 なにが世界を救うだろう?」と問いかけた村上春樹。コロナ禍で、 どのように日々を過ごしていたのかを問われると、「生活のリズムはコロナ以前も以後もそれほど変わりません。でも、新型コロナウイルスの感染拡大で社会そのものが大きく変化しました。僕の中のなにもかも変わりました」と語る。
その変化とは、どんなものだったのだろうか。コロナ対策を担う日本の政治家たちについてどう考えるのか。村上にとって音楽はどんな意味を持っているのか。コロナ禍という特殊な時代に思うことを、存分に語ってもらった。村上と「週刊村上朝日堂」の名コンビで知られたイラストレーター・安西水丸の表紙&グラビア特集とともに楽しんで欲しい。
週刊朝日 2021年 2/12号
発売日:2021年2月2日(火曜日)
定価:本体373円+税
【あなたにオススメ記事】