売れる芸人は、嫌われる覚悟がある
お茶の間を沸かせる、国民的人気者の2人が出会ってから半世紀。
いまだにリスペクトし合う両者の共通点は「嫌われないこと」。
普段、雑誌インタビューを受けない多忙な明石家さんまが、
『嫌われない法則』(扶桑社刊)を2月に上梓する関根勤のご指名により登場!
ずっと好かれる2人の特別対談をお届けする。
取材・文 和場まさみ
構成 安羅英玉(本誌)
撮影 伊藤智美
衣装 波多野としこ 高野いせこ
●プロフィール:関根勤
1953年、東京都生まれ。
1974年、日本大学在籍中に出演したTBS『ぎんざ NOW! 』の
「しろうとコメディアン道場」で5週連続で勝ち抜きデビュー。
3月3日、有楽町朝日ホールにて小堺一機との共演イベント『コサキン DE ワァオ!ピーチスペシャル』に出演
●プロフィール:明石家さんま
1955年、和歌山県生まれ。落語家・笑福亭さんまとしてデビュー後、タレントに。
写真集『さんまの背開き』(ワニブックス)が発売。
4年ぶりの主演舞台『斑鳩の王子-戯史 聖徳太子伝―』に出演中
また、書籍『関根勤の嫌われない法則』が2月21日に発売されることが決定!
TBS『ぎんざ NOW!』で5週連続勝ち抜いてデビュー。ギラギラした目とアクの強い芸風の
「カマキリ男」として名を馳せ、今ではすっかりお茶の間に欠かせない存在となった関根勤。
今年で芸歴50周年を迎える彼を語る際に欠かせないのが、芸能界で聞こえてくる評判。
「関根さんの悪口を聞いたことがない」「関根さんを嫌いな人は芸能界にひとりもいない」
関根勤はなぜ、こんなにも慕われているのか?
生き馬の目を抜くような芸能界で天狗になれなかった理由、
腑が煮えくり返るようなことがあっても受け流せた理由。
コンプレックスを乗り越えた方法、芸人としてのこだわり。
タモリ、明石家さんま、萩本欽一など大物芸人たちから学んだこと。
そして一人娘であるタレント・関根麻里を育て上げた個性的な子育て論、
関根勤を「ドゥドゥ」と呼ぶ孫たちとの微笑ましい関係……。
関根麻里のコメントも交えながら、関根勤の50年の芸人人生を楽しく紐解いていく。