2017.06.03 公開
究極の三次元モータースポーツ、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2017 シーズン 第 3 戦千葉大会が本日 6 月 3 日(土)より開幕する。強風の影響でキャンセルとなった金曜日の フリープラクティスについて、レースディレクターのジム・ディマッテオは「天候条件ではフリープラクティ スをキャンセルするしかありませんでした。ギリギリまで可能性を探りましたが Red Bull Air Race は 安全性を最優先している為、今回の決定に至りました」とコメントしている。
パイロットたちは数多くのファンが観戦に訪れることから日本でのフライトを楽しみにしているため、 フリープラクティスがキャンセルでも前向きな姿勢を崩していなかった。現ワールドチャンピオンの マティアス・ドルダラーは「問題ない。振り回される形にはなったが、レース委員会がフリープラクティ スをキャンセルするのは当然だ。今年の千葉のレーストラックには興味をそそられている。非常にテ クニカルなレーストラックなので気に入っている。森を抜けるスラロームコースのようだ。実際にフライ トすれば、画像や資料とはかなり違う印象を持つはずだ」とコメント。千葉から新機体を導入する マット・ホールは、フリープラクティスのキャンセルをやや不満に感じているようで「非常に残念だ。 千葉にようやく来たのでレースを楽しみたい。新機体でまだ 12 時間しかフライトしていないので、 レーストラックで機体の調子を確認する必要がある。今は 1 分も無駄にしたくない」と語った。
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