2016.06.02 公開
5月5日、株式会社ロッキング・オン・ジャパン企画制作のロックフェス『JAPAN JAM BEACH 2016』が幕張海浜公園JAPAN JAM BEACH特設会場にて開催された。
見渡す限り完璧に埋め尽くされた後半戦のSKY STAGE。日中の暑さから抜け出し、夕焼けを背にスタートしたのは4人組ロックバンド[Alexandros] だ。
悲鳴にも近いオーディエンスの叫びが鳴り響く中、ジャケットに白シャツ姿の川上洋平(Vo/Gt)が歌い出すのは『Adventure』。[Alexandros] としての初シングルであり、ファンの間でも人気の高いミッドテンポのナンバーだ。
庄村聡泰(Dr)、磯部寛之(Ba/Cho)、白井眞輝(Gt)の軽快な音に合わせてギターを高々と掲げながら「まだいけるかー!?ついてこいよ!?」と瞬く間にオーディエンスを虜にしていく。
「カモン!!」ステージから身を乗り出し、オーディエンスに向かって力強く「歌え!」と叫べばそれに呼応するかのように場内は大ジャンプ!まるで巨大な津波のごとくうねりを上げるその迫力は、ただただ音楽が奏でるパワーを感じさせてくれた。
「こんばんは!改めまして[Alexandros]と申します。昨日は(フェスが)中止になってしまって残念だったんですけど・・・」とここで川上から別アーティストの歌を歌う宣言が。
なんと昨日出演を予定していたORANGE RANGEの『花』のサビ部分をサプライズで披露した。昨日の強風から一心、[Alexandros]が今日、この場で歌う楽曲も急遽変更したという裏話で場内を和ませた。
そして続くは映画「明鳥」の主題歌として大ヒットとなった『ワタリドリ』。メロディックなサビでは言わずもがな、オーディエンス全員が大合唱!未来に向けて羽ばたこうという歌詞とエネルギーに満ち溢れたサウンドが夕暮れの空を染め上げていく・・・。
「またどこかで!」また会おうという揺るぎない想いを一言発してステージを去る彼らの活躍に今後も期待したい。
(文/写真:izumi)
【JAPAN JAM BEACH 2016 [Alexandros] セットリスト】
M1.Adventure
M2.Girl A
M3.Famous Day
M4.city
M5.Kick&Spin
M6.NEW WALL
M7.ワタリドリ
【関連リンク】
[Alexandros] オフィシャルサイト
https://alexandros.jp
[Alexandros] Twitter @alexandroscrew
JAPAN JAM BEACH 2016 オフィシャルサイト
http://japanjam.jp
rockin'onフェス Twitter @rockinon_fes
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