氣志團万博 2018、「YASSAI STAGE」に登場したDragon Ashは昨年に続き2度目の出演となった。
Dragon Ashのパフォーマンス直前に朝から降り続いた秋雨が止み、薄く明かりのさした午後の神聖な雰囲気が立ちこめる。まさにDragon Ashにふさわしき雰囲気のステージだ。
1曲目『AMBITIOUS』で炸裂する音、躍動感溢れるダンスパフォーマンスを披露。
『Mix it Up』へと続き手拍子と共に会場のボルテージが上がっていく。
氣志團万博2018 Dragon Ash photo by 上山陽介 画像 2/4
言葉は要らないと言わんばかりに始まった『ROCKET DIVE [hide with Spread Beaver]』で、観客は次々と音の波にダイブしていく。会場はスピード感と疾走感に満ちていく。
「飛跳ねろ!」の掛け声と共に『For divers area』で益々ヒートアップする観客の勢いはもはや止まらない。
ベース:金子 賢輔の愛嬌のあるソロパートで始まった『The Live』。
「俺んとここないか?」と氣志團万博ならではのグリーティングも交えつつロック魂が炸裂する。
しなやかなダンスパフォーマンスと共に始まった『Jump』を歌い終えると、ボーカル:降谷は「夏が終わっちまうぞ!」と叫ぶ。夏の終わりを惜しみ、その最後の一秒までを今ここにいる皆と共に分かち合いたいかの様にみえた。ロック・音楽・フェスへの愛情と敬意をこめて、観客に対し「どうかみんな誇らしい顔で、ロックンロール楽しんでください。」とメッセージを送った。
氣志團万博2018 Dragon Ash photo by 上山陽介 画像 3/4
最後の1曲は『Fantasista』。「どんどん飛び込んで来い!」との降谷の言葉に、ロックを愛する観客たちは平成の最後の夏のダイブを決めていった。
ロックンロールの寵児、Dragon Ashの疾走感溢れるパフォーマンスは、醒めやらぬ余韻を残し、平成最後の夏に大きな爪痕を残しステージを後にした。