2011年より開催され、今年で8回目を迎える音楽ライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル」(主催:テレビ朝日)が9月15日(土)から17日(月・祝)の3日間、千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催された。
Nulbarich ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2018 / 写真:岸田哲平 画像 2/6
まどろむようなオレンジ色の光に包まれたNulbarich。リラックスムードたっぷりな『Everybody Knows』で幕を開けた。Nulbarichの楽曲は、英語と日本語をミックスした歌詞が特徴的だ。続けて、ファルセットが心地良い『It's Who We Are』では、妖艶な雰囲気を醸し出し、大人の魅力でオーディエンスを魅了した。
Nulbarichのリーダー・シンガーソングライターのJQは、練習のし過ぎで喉を痛めていると告白。「プーさん並みに蜂蜜を」とステージ上に用意した蜂蜜をぐびぐび飲み、「がんばります」とひと言。その光景に会場からは、笑いとあたたかい拍手が送られた。そんなハンデを感じさせずに『Follow Me』、スタンドマイク両手で握って『Kiss You Back』を披露。その後、花道を軽やかに舞い、ステージ上では子どものようにはしゃぐ動きを見せた。
Nulbarich ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2018 / 写真:岸田哲平 画像 3/6
「みんなと一緒に共同作業したいです」と、つぶやいた。会場がひとつになり『On and On』のサビの大合唱となった。また、「恥ずかしがってる人もいると思うので、こっちからいきます」と、ここまでのユルめのトークとダンスから一変、激しめのステップを踏み、癒しの歌声でロングトーンを炸裂させた。
「たぶん夢なんだろうな。やっと辿りついた場所なのに、喉やってるとか終わってるな」と残念がりながらも、「がむしゃらにやってる」と強い意志を露わにした。お洒落な丸淵メガネ越しに時折見せる笑顔にキュンとさせられる。
Nulbarich ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2018 / 写真:岸田哲平 画像 4/6
『NEW ERA』では特徴的な高いキーが、喉の不調で上手くいかないことを隠さずにマイクに乗せた。飾らない立ち振る舞いも人気のひとつだとわかった。「真剣に歌いたい気持ちでいっぱいなのですが、次は踊る曲なんです」と、オーディエンスの笑いを誘った。ユーモアのセンスも抜群だ。『Zero Gravity』では、「みんな手をあげたり、腰を振ったり」と自由に踊ってみることを提案した。
Nulbarich ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2018 / 写真:岸田哲平 画像 5/6
「知ってる人は歌って。知らない人は踊って。これで全部で一個だね。」と観客へ向けて伝える。そのまま『ain't on the map yet』、『Almost There』と立て続けにパフォーマンス。オーディエンスはすっかりJQのペースで、自然と身体が揺れ動く。
「超楽しかったですマジで。また会いましょう!」力強く声を届け、JQはこの場での再会を誓いライブを終了した。
Nulbarich ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2018 / 写真:岸田哲平 画像 6/6
テレビ朝日ドリームフェスティバル 2018
Nulbarich・セットリスト
M1.everybody knows
M2.It's Who We Are
M3.Follow Me
M4.Kiss You Back
M5.On and On
M6.NEW ERA
M7.Zero Gravity
M8.ain't on the map yet
M9.Almost There