2016.05.30 公開
藤井フミヤが世界遺産の厳島神社・高舞台にて5月27日、奉納コンサートを行った。公演は翌28日にも行われ厳島神社でコンサートを2日間開催するのは藤井フミヤが初めて。
雅楽のBGMが流れる中、フミヤとバンドメンバーが表れ、まず高舞台の後方にある本殿に向かっての一礼。続いて観客と共に二礼二拍一礼。厳かな雰囲気の中、『鎮守の里』で奉納コンサートの幕が開く。
これはフミヤが第62回神宮式年遷宮イメージソングとして発表し、2013年の伊勢神宮で奉納した曲。まさにこの日の1曲目に相応しい楽曲でスタートした。
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「TRUE LOVE」を演奏が始まると、神社全体が照明でライトアップされる。息を呑むような美しさで観客もうっとりと聴き入る。19:30に近づき、ちょうど「大切な人」を歌い終えた頃に日が暮れ、会場は幻想的な雰囲気に包まれる。
フミヤ自身は厳島神社を訪れたのは今回で7度目だそう。MCでは神社の大鳥居の修繕に故郷の久留米の木が使われている事に触れ、何か縁を感じると話し、7月に発表する新アルバムに収められる「ふるさと」を披露する。この日は雲ひとつなく晴れ渡り、星がキラキラと瞬く。そんな満天の星空に向かって朗々と歌われた「Another Orion」は震えるほどの素晴らしさ。
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