8月25日(土)、「a-nation 2018 supported by dTV & dTVチャンネル」の東京公演が東京・味の素スタジアムで開催された。1日目のこの日はm-floがステージに登場した。
m-floの3人は、青いツナギをそれぞれ着こなし、目が透けないブラックの大きめサングラスをかけてステージに登場。2003年からVERBAL(MC)と☆Taku(DJ)の2人でさまざまなアーティストとコラボレーションすることで音楽の幅を広げ、ソロ活動を続けてきたLISA(ボーカル)が2017年に復帰。15年ぶりにm-floは安全復活を遂げた。『gET oN!』を皮切りに楽しい音楽の時間をオーディエンスと共有した。
「Are you ready?」VERBALの煽りにオーディエンスが持つブルーのライトが、リズムをとりながら左右に小刻みに揺れる。さらに、「1・2、飛び跳ねろ〜!人差し指を空高く!」とテンション高くオーディエンスを煽った。『How You Like Me Now?』を披露し終えると、LISAは会場を見渡して「ステキー!」と口角を上げた。「(会場の後ろの方も)ちゃんと見えてる!ステージに3人で立てるなんてとっても幸せです。」とコメントから嬉しさが溢れ出す。
VERBALは「LISAを迎えて1stアルバムから」と、『Hands』をパフォーマンス。LISAは、サングラス取り、整った顔立ちがあらわになった。オレンジベースのアイメイクがセクシーかつキュート。続けて、m-floが奏でるラブソング『No Question』。VERBALの匠の技とも言える、長い高速ラップに会場は大盛り上がりだ。
メンバー紹介をする際に、LISAがVERBALのことを「宇宙一のMCでしょ?」と自信に満ちた顔で紹介した。メンバーを信頼した発言が格好良かった。
VERBALは「まだタイトルがついてませんでして、、今日までに決めてこようと思ったのですが…。よかったら考えてもらえますか?!」という前置きをして、m-floの新曲を披露した。
「楽しい時間はあっという間で、次で最後の曲になってしまいました。」残念がる会場からの声の大きさから、m-floへの熱い支持がうかがえる。最後まで☆Takuは、両手を上げてオーディエンスを煽る。
LISAに「なんか言ったら?」と促された☆Takuは、「a-nation、ありがとうー!」と、最高の笑顔で締めくくった。
(取材/文:村松美紀)