10月10日(水)、シンガーソングライターのaikoが東京・新木場にあるSTUDIO COASTで開催された「MTV VMAJ 2018 -THE LIVE-」に出演した。
このイベントは、その年の優れたミュージックビデオを表彰するアメリカ「MTV VIDEO MUSIC AWARDS」の日本版として2002年より開催されている。
aikoは「最優秀邦楽女性アーティストビデオ賞」を受賞した。受賞について「めちゃめちゃ嬉しいです。トロフィーこんなに重たいんだって、賞をいただいた実感がします」とコメント。コンサート中に受賞したことを知ったというaikoは、「ファンの皆さんが先におめでとうって言ってくれて嬉しかったです」と感謝を述べると、客席から「おめでとう」の声が相次いで上がった。20周年を迎え今後の活動について聞かれると「これからもアホなことをいっぱいして、楽しくみんなと過ごせたらと思います」とコメントを残した。
ライブステージでは名曲『カブトムシ』をしっとりと披露。オレンジの照明の中に浮かび上がるaikoの姿に観客は見惚れる。MCではOfficial髭男dism(愛称:ヒゲダン)のボーカル&キーボードの藤原聡が自身のファンであることについて触れ、「ヒゲダンは(受賞に)1年だよ。私は20年。だから、本当に嬉しいんだって!」と受賞の喜びを叫ぶ!続けて「20周年でこの賞をいただけて、この先の力に変えて頑張りたいと思います」と意気込み、そのまま『ストロー』を気持ちよく熱唱。観客からのクラップと合わせて、aikoの世界観が会場全体に広がり盛り上がった。
aikoは1998年に1stシングル『あした』でメジャーデビュー。キャッチーな楽曲と心に残るメロディーで、多くの人々の心を惹きつけ『カブトムシ』『花火』『ボーイフレンド』などのヒット曲を発表している。2018年6月にはニューアルバム『湿った夏の始まり』をリリースした。