Photo by TSUNEO KOGA
デビュー満20周年の集大成となるスペシャルイベント「SUGA SHIKAO 20th Anniversaryスガフェス!~20年に一度のミラクルフェス~」を来年2017年5月6日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催することを発表。
今年1月には周年企画第一弾として、6年ぶりのオリジナルアルバム『THE LAST』を発売、続く第二弾企画として、今週6月1日に自身がボーカルを務めるバンドkokuaの10年越しの1stアルバム『Progress』をリリースするなど精力的に活動を続けるスガ シカオ。
そんなkōkuaが1stアルバムリリースに紐づいたホールツアー「kōkua Tour 2016Progress」を本日スタートさせた。場所は福岡国際会議場。kōkuaがライブを行なうのは、2010年京都で行なわれた「平安神宮 月夜の宴」、2013年渋谷公会堂での「MUSIC MASTAR LIVE with kōkua」といった2つのイベント出演のみとなっており、バンド単独でのライブならびにツアーを開催するのは今回が初めてとなります。
ライブは武部聡志プロデュース作の壮大なインストゥルメンタル楽曲「BEATOPIA」でスタート、そして「Progress」のイントロでスガ シカオが現れると、会場に詰めかけた1000人のファンからは割れんばかりの歓声が沸き起こった。
本日のライブはバンド結成から10年の時を経て完成した1stアルバム「Progress」のツアーという事もあり、スガはMCで「キャリア、芸歴がとても長いメンバーですが、デビューアルバムをリリースしたばかりの新人バンドです。どうぞよろしくお願いします!」と語るとニューアルバムの収録曲「黒い靴」「私たちの望むものは」「夢のゴール」など余すことなく新曲を披露、更には「オバケエントツ」「愛について」といったスガ
シカオ新旧ナンバーまで、盛りだくさんで構成されたボリューム満点の内容でライブを展開。
また、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」から主題歌作成のオファーをはじめに受けたときのことを、スガから聞かれた武部は「大人が楽しめるバンドを目指した。」と語る一幕も。アンコールでは「砂時計」で会場が感動の渦に巻き込まれることとなった。
ツアーはこの後、6月14日(火)愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、6月17日(金)大阪・NHKホール、6/24(金)東京・NHKホールまで続く。ニューアルバムを引っ提げたホールツアーを、ぜひ最後まで楽しみにしていただきたい。