株式会社スペースシャワーネットワークが運営する日本最大の音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」と国内最大手のケーブルテレビ会社である株式会社ジュピターテレコムは、 10月28日(日)に熊本県・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)にて、 PUFFYを迎えたスペシャルライブを開催いたしました。
これまでにも全国各地で実施されてきた、 スペースシャワーTVとJ:COMのタッグで贈る完全招待制のプレミアムライブ。 今年は震災から2年、 復興へ歩みを続ける熊本での開催となりました。 全国から多数のご応募をいただき、 幸運にも選ばれた1,000名がこの日限りのプレミアムライブを堪能。 ライブは、 累計153万枚を売り上げたPUFFY最大のヒットアルバム『JET CD』(1998年リリース)を再現する第1部と、 最新曲を含むヒット曲で構成される第2部の、 2部構成で実施。 さらには、 熊本地震の被害や影響を乗り越え「全日本ブラスシンフォニーコンクール」を3連覇(2015~2017年)した益城町立益城中学校・吹奏楽部とのコラボレーションを披露するなど、 PUFFYにとって初めての試みが詰まった特別なライブとなりました。
なお本イベントは、 「J:COMテレビ」*にて11月24日(土)に最速オンエア、 スペースシャワーTVにて12月16日(日)に完全版をオンエアすることが決定しております。
*J:COM対応済の建物にお住いならどなたでも無料で視聴可能 / 視聴可能世帯数は約1375万世帯で視聴可能(2018年6月末時点)
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【イベント概要】
「SPACE SHOWER TV × J:COM PUFFY Precious Live in 熊本」
・開催日時…2018年10月28日(日)
・会場…市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) (熊本県熊本市中央区桜町1番3号)
・募集人数…1000名様
※事前応募による完全招待制、 スペースシャワーTV、 「J:COM」の有料サービスの加入・未加入を問わず、 どなたでも応募可。 応募期間2018年8月24日(金)~9月30日(日)
・イベントホームページ… http://sstv.jp/puffy
【放送概要】
◆最速版
『SPACE SHOWER TV × J:COM PUFFY Precious Live in 熊本』
・放送日程…2018年11月24日(土)19:00~20:00
・放送チャンネル…J:COMテレビ
さらに、 ライブ当日に向けて練習に励む益城中学校吹奏楽部に密着したドキュメンタリー番組『PUFFY Precious Live in 熊本 Featuring 益城中学校 吹奏楽部』を11月24日(土)18:45~19:00に放送。
◆完全版
『PUFFY Precious Live in 熊本』
・放送日程…2018年12月16日(日)21:00~22:30
・放送チャンネル…スペースシャワーTV
<LIVE REPORT>
10月28日、 PUFFYがスペシャルライブ「SPACE SHOWER TV × J:COM PUFFY Precious Live in 熊本」を熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)にて開催した。
本企画は、 これまでに全国各地で実施されてきたスペースシャワーTVとJ:COMのタッグによる完全無料招待制ライブ。 今年は震災から2年、 復興へ歩みを続ける熊本で開催され、 デビュー22周年を迎えたPUFFYが出演。 会場には抽選で選ばれた1000人が集った。 ライブは、 1998年にリリースされ累計153万枚を売り上げたPUFFY最大のヒットアルバム「JET CD」を再現する第1部と、 最新曲を含むヒット曲で構成される第2部の、 2部構成で実施。 さらに、 熊本地震で大きな被害を受けた益城町にある益城町立益城中学校・吹奏楽部とのコラボレーションも実現した。
第1部は「JET CD」の冒頭を飾ったアッパーチューン「ジェット警察」でスタート。 アルバムタイトルや曲名に違わず、 ジェットのように勢い良くライブは開幕した。 続く大ヒット曲「これが私の生きる道」で観客のボルテージはさらに上昇。 PUFFYが同所でワンマンライブを行うのは「PUFFY TOUR '99 "FEVER*FEVER"」以来約20年ぶりだが、 熊本のオーディエンスに温かく歓迎される。 大貫亜美と吉村由美は「私たちもすごい楽しみにしてきたので、 最後までよろしくお願いします」と気合十分の様子だ。
「JET CD」は豪華作家陣も大きなトピックだった。 デビュー当時のプロデューサー奥田民生が作詞作曲した前述2曲のあとは、 井上陽水提供の「CAKE IS LOVE」や、 草野マサムネ(スピッツ)提供の「愛のしるし」、 奥居香提供の「春の朝」と続き、 中盤にはトータス松本が制作した「ネホリーナハホリーナ」も。 当時PUFFYの代名詞であった、 ゆるくてキュートな振付や、 アミユミのシンクロ度の高い歌声は、 20年経った今も健在、 どころか一層タフに進化しており、 長年のポップアイコンたる所以を見せてくれた。
MCでは「このアルバムが一番アレしてる(売れてる)から(笑)」という「JET CD」について述懐。 「改めて聴いて良いアルバムだなと思ったよね。 色褪せないというか」と亜美。 「民生さんに、 ありえないくらいしごかれたレコーディングとか思い出しちゃった」と由美。 2人は当時着用していた「JET CD」Tシャツを着ており、 このTシャツをはじめとするグッズも会場で復刻販売された。
その後、 亜美は「レモンキッド」、 由美は「哲学」といったそれぞれのソロ曲も歌唱。 さらにミリオンヒット曲「サーキットの娘」「渚にまつわるエトセトラ」で再び大きな盛り上がりを作り、 「渚~」のサビで2人が客席にマイクを向けると大合唱がこだました。 そして第1部を締めたのは「JET CD」のラストチューン「MOTHER」。 センチメンタルなメロディと、 PUFFYの伸びやかで力強い歌が強い印象を残していった。
第2部は、 衣装やステージセットを変えて雰囲気を一新。 全編英語の「JOINING A FAN CLUB」に始まり「赤いブランコ」「DOKI DOKI」などアップテンポなロックチューンを連投。 オカモトコウキ(G / OKAMOTO'S)、 渡辺シュンスケ(Key / Schroeder-Headz)、 岡本啓介(Dr / 黒猫チェルシー)らサポートバンドの演奏にも熱が入る。 そんな彼らを牽引するパワーを放ち続ける亜美と由美。 第1部とは異なる“非脱力派”なPUFFYの側面が顔を出す。
しかしマイペースな2人は「『JET CD』の再現が終わったから気が楽」と、 バンドメンバーと和やかな雑談や熊本にまつわるトークを展開。 パフォーマンスでは「ちびまる子ちゃん」エンディング曲としてオンエアされている「すすめナンセンス」、 ヒャダインこと前山田健一が作詞した「パフィピポ山」、 チバユウスケ(The Birthday)提供のストレートなメッセージソング「誰かが」など、 近年のPUFFYライブでおなじみの曲を届けた。
アンコールは、 地元の観客お待ちかねの益城中学校吹奏楽部とのコラボレーション。 総勢35人の部員たちが「アジアの純真」のイントロを吹き出してPUFFYが再登場すると、 大歓声と手拍子が沸き起こった。 実はこの吹奏楽部、 「全日本ブラスシンフォニーコンクール」で2015年から2017年にかけて3連覇しているほどの実力校。 圧巻の合奏とこの日しか見られないPUFFYとの競演に、 客席から拍手喝采が送られる。
最後の「ブギウギ No.5」では、 PUFFY、 ブラスバンド、 サポートバンドの融合で一層賑やかな大団円の中、 熊本県PRキャラクター「くまモン」も応援でステージに登場! 最高潮の興奮に包まれる中、 PUFFYは吹奏楽部の部員たちを讃え「本当に楽しかったです。 ありがとうございました!」と充実した笑顔でステージを去っていった。
なお、 このライブの模様はJ:COMテレビにて11月24日(土)に最速オンエア、 スペースシャワーTVにて12月16日(日)に90分の完全版でオンエアされる。 1日限りのスペシャルライブをぜひ映像で堪能しよう。
<セットリスト>
【第1部】 M1. ジェット警察/M2. これが私の生きる道/M3. CAKE IS LOVE/M4. 愛のしるし/M5. 春の朝/M6. レモンキッド/M7. 小美人/M8. ネホリーナハホリーナ/M9. 哲学/M10. DE RIO/M11. サーキットの娘/M12. 渚にまつわるエトセトラ/M13. MOTHER
【第2部】 M14.JOINING A FAN CLUB/M15. 赤いブランコ/M16. DOKI DOKI/M17. すすめナンセンス/M18. パフィピポ山/M19. 誰かが/M20. すみれ/EN1. アジアの純真/EN2. ブギヴギNo.5
※特別番組での放送楽曲は未定です
文:鳴田麻未