バカリズムがMCを務める、音楽番組「バズリズム02」(日本テレビ系)が、11月4日(日)にスペシャルイベント『バズリズム LIVE 2018』を神奈川・横浜アリーナで開催した。実力派3ピース・ロックバンド・UNISON SQUARE GARDEN(通称:ユニゾン)が登場した。
まどろむようなブルーのライトに包まれ、柔らかな印象のステージ。そこにいきなり爆音のバンドサウンドがインしてきた。11月7日発売のニューシングル『Catch up,latency』だ。オーディエンスのテンションはバンドサウンドと一緒に盛り上がる。さらに、『シュガーソングとビターステップ』のキャッチーなイントロとメロディラインで、オーディエンスは釘付けだ。鈴木貴雄(ds)はドラムスティックをくるくるっと回し、音を楽しんでる様子を見せた。
斎藤宏介(vo & g)のハイトーンヴォイスが印象的なユニゾン。それをいかして歌い上げる、ゴリゴリのロックチューンが格好良い『fake town baby』をパフォーマンスした。田淵智也(b)は、小刻みに頭を振り、大きくジャンプし、全身全霊で音楽を形作っている様子が垣間見れた。
UNISON SQUARE GARDEN PHOTO:山内洋枝 画像 2/2
『instant EGOIST』のご機嫌なメロディラインで、オーディエンスのテンションも上がる。テンションが上がったのはオーディエンスだけではない。田淵は、軽快なステップをステージ上で披露し、会場からは歓声が上がった。人気曲『オリオンをなぞる』、『君の瞳に恋してない』は、とにかくキャッチーなメロディーラインが横アリに響いた。
最後に披露された『Cheap Cheap Endroll』は激しくロックな楽曲だが、突き抜ける歌声で明るい仕上がりだ。
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鈴木はパーカーを脱ぎ、頭から被り、目の前が見えない状態でドラムパフォーマンスを行った。乱れることなく刻み続け、演奏技術の高さをアピールした。ノンストップで駆け抜けたユニゾンのステージは、バズリズム LIVE 2018に鮮烈な印象を残したに違いない。
(取材/文:村松美紀)
11月4日 バズリズム LIVE 2018
UNISON SQUARE GARDEN:
M1 Catch up,latency
M2 シュガーソングとビターステップ
M3 fake town baby
M4 instant EGOIST
M5 オリオンをなぞる
M6 君の瞳に恋してない
M7 Cheap Cheap Endroll