アイドルで歌手の吉川友と「有吉反省会」で人気爆発のタレント・ぱいぱいでか美がコラボした配信シングル『最高のオンナ』が先日リリースされ話題を呼んでいる。

二人はWWSチャンネルのインタビューに応じ、楽曲のコンセプトからコラボしたきっかけ、さらには今後の展望について語ってくれた。

──吉川友にぱいぱいでか美名義の配信シングル『最高のオンナ』は、でか美さんが作詞作曲されてますが、歌詞はお2人のことが書かれた内容ですね。
でか美　そうですね。もともとこのコラボのきっかけは、私がきっかのことがただ好きだったので、8月8日（ぱいぱいの日）の2マンライブにダメ元でオファーしてオッケーをいただいたところから話が広がったんですよ。なので今までちゃんとお話ししたことがなかったので、曲を作るための取材みたいなことをしたんです。きっかにいろんな話を聞いて、自分と共通してる部分や違う部分を見つけつつ、スタッフさんにも、今まできっかがどんな言い間違いしてるかとか聞いていったんです。そういう中で、わがままボディって共通項があると思って、わがままってワードは歌に入れたいなとか曲の方向ができていきました。結果、完全に2人のことを歌ってる曲ってよりは、総合した人格みたいな不思議な感じになったんです。

──吉川さんはこの曲をもらったとき、どんな感想がありましたか。
吉川　すごい面白いなって思いました。そもそもソロでやってると、ツッコミがないじゃないですか。これが噂の掛け合いかって思いましたね。すごく素敵だけど、サビはハッピー野郎って感じとか面白さもあり、2人の性格がこの曲になってるのかなって感じがしました。

──ライブでお2人がステージで歌っているのを見ましたが、すごく息が合ってる印象を受けました。
吉川　うれしい。8月8日の2マンで、この曲を初めて一緒に歌ったんですよ。
でか美　そのあとも何度かイベントで歌わせてもらったんですが、回を追うごとによくなっていきました。

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──お客さんからは、どんな反響をもらってますか。
でか美　結構、評判いいなというのは感じてますね。お互いの持ち味は消さず、ひとりひとりで活動してるときには見られない顔がお見せできてるのかなって思います。
吉川　エゴサしたら、いいコメントしかなくてよかったです。
でか美　そもそもコラボをさせていただくときに、私の芸名が芸名なので、きっかのファンの方から拒否反応があるかな、申し訳ないなっていうのがあったんですね。でも、きっかのファンも温かく受け入れてくれて。このコンビいいだねって言ってもらえて安心しました。
吉川　うちのファンは大丈夫ですよ。私、自分で“床上手”って言い間違えちゃうくらいなので（笑）。私のファンはみんなの免疫があると思います。
でか美　ほんと優しくてよかったです。私のファンも、「きっかめちゃ美人だし、歌もいいし」って普段以上に舞い上がってました（笑）。

──（笑）。では、歌詞にかけた質問ですが、自分がわがままだなと思う瞬間は？
吉川　私、わがままなんですよ。
でか美　え、そんなことないですよね。
吉川　いや〜、親とかすごい近しい人にはほんとわがままです。家に帰ったら全部脱がして欲しいくらいな（笑）。
でか美　え！（笑）
吉川　実際にやってもらったことはないですけど、ほんと疲れたときは、全部やってくれ〜くらいの気持ちの人です。ほんと、わがままって言われますもん。前はよく、「自分のことしか考えてない」「自分中心で世界は回ってないんだよ」とか言われましたもん。っていうくらい、身近な人にはすごいわがままです。
でか美　めちゃめちゃ意外。最近、密で合うようになって、破天荒な部分はあるけどきちんとしたとこはめちゃあるから、家事とかちゃんとしてるんだろうなって勝手に思ってました。
吉川　ウェ〜イ。

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──家事しますか。
吉川　しますよ。私、洗濯物おばさんですから。すぐ干しますよ。洗濯機回すの大好き。
でか美　でも、服は脱がして欲しいんですよね？
吉川　たまに思いますね〜。

──脱がしてもらったらあとは自分で洗うから、みたいな（笑）。
吉川　アハハハ、そうです。それが、私の裏の顔です。

──（笑）。でか美さんは？
でか美　私、めちゃめちゃわがままだと思いますよ。
吉川　そうですか？
でか美　仕事で、こだわりが強いものにはめちゃめちゃ自分の意見言います。あと、マネージャーさんに対してはすごいわがままですね。朝が早くて不安なときは絶対電話してもらうんですけど、起きる時間の5分くらい前に起きちゃうときとかあるじゃないですか。起きたって報告を送ってるのに電話が来ると、寝起き状態なのでついイラっとして、連絡しましたよねって言っちゃうんです（笑）。でも、ほんとに最低だって自覚はあるので、そのあと合流したときは優しい空気を出すっていう（笑）。都合のいいわがままなヤツだなと、自分で思いますね。

──では、この先また2人でコラボする機会があるとしたら、どんな曲を歌ってみたいですか。
でか美　今回は強い女性像みたいなのがイメージにあったので、次はしっとりしたナンバーで心の弱音っぽい部分というか、ファンの方がキュンとくる程度の弱さを出す曲っていうのも面白いのかなと思います。たぶん、弱音言わない派の2人だと思うので、意外でいいかなって。そのときは、吉川大先生に作詞して欲しいです。

──吉川さん、作詞どうですか？
吉川　え〜、いやだ〜（笑）。
でか美　絶対才能ありますよ。だってこんな独自の言語感覚持ってる人っていないですから。絶対面白くなりますよ。
吉川　いや、私は適当にしゃべって勝手に変な言葉が出てくるだけで。

──それがすごいんですよ。
吉川　じゃあ、誰かが秘書してくれるんですか、私の言葉を。
でか美　します、します。
吉川　うわ〜、じゃあ、いつの日か...

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──ぼやかしましたね（笑）。では最後に、お互いにエールを送ってください。
でか美　芸能界に美人はいっぱいいますけど、きっかみたいな稀な美人はいないと思うので。そばにいてくれるだけで元気になるし、これからもまた一緒にやりたいです。その為にも、私もお仕事がんばります。芸能界は流れが早いですけど、一緒にがんばってお互いに長く長く活動していければなと思います。
吉川　ぱいぱいさんとお仕事してわかったのは、ほんとにおかしいのは名前だけでした（笑）。素敵なところは、胸！

──いきなりですね（笑）。
でか美　私のどこが好きか聞くと、一貫して、胸って言ってくれるんです（笑）。
吉川　形大きさはもちろん、体系的にも細いのに胸があるっていうのがいいなと。お尻もいいんですよ。でも、中身はしっかりしてます。私は言いたいことがうまく言えないタイプで、ぱいぱいさんは言葉にできるタイプなので、そこを見習えたらいいなと思いますね。
でか美　そう言ってもらえてうれしいです。でもほんと、きっかの顔が大前提で好きですね。顔かわいいですよ。誰が見ても美人。

──すごい褒められてますよ。
吉川　いや〜、ありがたいです。最高です！
でか美　ほんと、きっかは「最高のオンナ」です！

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（取材・文：土屋恵介）