12月1日(土)、エイズ啓発チャリティイベント『Act Against AIDS「THE VARIETY 26」〜遂に!俳優だけの武道館ライブ!!…大丈夫なのか〜〜!?〜』が東京・日本武道館で行われた。イベントを前に三浦春馬、寺脇康文、岸谷五朗の3人が報道陣向けの囲み取材に登場し意気込みを語った。
スーツ姿で囲み取材に登場した岸谷は「今年で26回目。今年はショーとしては俳優だけでやる初の試みです。大きな公演をやろうと考えていました。今年はライブビューイングもやります。おかげさまで全部満員です。大きなチャリティーができるので僕らの役割は9割達成しました」と安堵の表情を見せた。
今回のライブの見どころについて岸谷は「俳優だけしかいないので、みんな歌い上げちゃったりするので、役者たちがアイドルっぽい世界を作ってます。誰が振りを間違えるか今から楽しみです」と笑顔を見せた。
2020年には『Act Against AIDS(アクト・アゲインスト・エイズ)』としての活動に区切りがつく。岸谷は「エイズは(活動開始した1993年)当時よりも恐ろしい病気ではなくなりました。これからはエイズだけでなく難病の子たちも含めて『Act Against Anything』として支援していきたい」と岸谷は活動の続投を宣言。
寺脇は「1年に1回のイベントで26回目まで来ました。この活動で子供たちのご飯になったり薬になったりを目の当たりにしてきました。形を変えてもできる限りのことをやっていこうと思います」と心境を述べた。
2015年にAct Against AIDSが支援している「ラオ・フレンズ小児病院」を訪れたという三浦は「エイズだけでなく脳性麻痺だったり難病を抱えた子達が病棟にいます。現地スタッフだけでこれからやっていくために育成は必要で、「Act Against AIDS」ではなく「Act Against Anything」として、病院の未来を開けるように岸谷さんについて行きたいと思いました」と思いを述べた。
『Act Against AIDS(アクト・アゲインスト・エイズ)』は、俳優・岸谷五朗の呼びかけで1993年代々木体育館からスタートしたエイズ啓発チャリティイベント。毎年12月1日の「世界エイズデー」にミュージシャン・俳優・お笑いのジャンルを越えた豪華キャストが年に一度集まり、この日限りのエンターテインメントショーを届ける。