2018.12.17 公開
【ライブレポート】GRANRODEOがhideの『TELL ME』をカバー!感情レベルが限界突破のライブステージ!!<hide Birthday Party 2018>

GRANRODEO  画像 1/1

1998年にhideが永眠してから、今年で20年。その節目となる今年も、hideの誕生日である12月13日に新木場STUDIO COASTを舞台に「hide 20th Memorial hide Birthday Party 2018」が行われた。同イベントに出演したGRANRODEOのライブの模様をお届けする。


アニソンシーンで絶大な支持を得ているGRANRODEOが、トリヴュート盤への参加をきっかけに「hide 20th Memorial hide Birthday Party 2018」へ登場。会場中の人たちを一気に果ての世界へトリップさせるように、GRANRODEOのライブは『SUPER NOVA』からスタート。きっとどこかで微笑んでいるhideのもとへ想いを届けるように、GRANRODEOは尖ったロックサウンドを叩きつけた。魂が熱く揺さぶられる。KISHOWの歌声が、感情を嬉しく掻き立てる。早くもフロフアーには熱気が生まれていた。

昂る熱気をさらに熱く掻きまわすようにGRANRODEOは『シャニムニ』をブースト。まるで暴れ馬のように荒ぶり駆けまわる楽曲に触発され、感情のレベルメーターが一気にレッドゾーンを突破。このまま笑顔で、しゃにむに暴れるしかない。いや、もっともっと暴れさせてくれよ!!

奈落へ一気に落とすように、ダークでワイルドでラウドな音を心の叫びに変えながら、GRANRODEOは『BEASTFULL』を演奏。ギサギサに尖った鋭利な音が身体中を切り刻む。その衝撃に触発されたのか、身体の奥底から言い知れぬ熱い気持ちが沸き立ち続けていた。ヤバいくらいにスリリングだ。でも、そのデンジャラスさを求めたくて仕方ない!!

暴れ狂いたい感情へ轟音の衝撃を叩きつけるように、GRANRODEOはアグレッシブでラウドな『ROSE HIP-BULLET』をぶつけてきた。なんて荒れ狂い感情騒ぐ演奏だ。何より、サビでは嬉しいくらいに気持ちを熱く掻き立てる。これぞ、激しさと高揚を重ね合わせた最強の爆裂高揚チューンだ!!

続いて披露したのが、hideのカバーナンバー『TELL ME』。原曲以上にワイルドさと疾走感をプラス。もし、今、hideが生きていたら、こんな風にアレンジして演奏していたのではないかと思わせる、激しさと開放感と極上のポップセンスを抱いた楽曲だ。会場中の人たちは腕を大きく振りながら、舞台上のGRANRODEOに熱いエールを送っていた。その気持ちもわかる気がするよ。そこには、hideの姿が見えていたんだもの。きっと…。

最後にGRANRODEOは、跳ね馬の如く熱を持って疾走する『The Other self』を演奏、フロアー中に魂を揺さぶる熱狂を描きながら、hideへの想いをしっかり演奏を通して捧げていった。

 

(取材/文:長澤智典)

 

hide 20th Memorial hide Birthday Party 2018
GRANRODEO・セットリスト

M1:SUPER NOVA
M2:シャニムニ
M3:BEASTFULL
M4:ROSE HIP-BULLET
M5:TELL ME
M6:The Other self

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