12月28日(金)、ロッキング・オン・ジャパンが企画制作する日本最大の年越しフェス「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19(カウントダウン・ジャパン イチハチイチキュウ)」の初日が行われ、BUMP OF CHICKENが出演した。
「COUNTDOWN JAPAN 18/19」初日の「EARTH STAGE」のトリを飾るBUMP OF CHICKEN。そのパフォーマンスを観ようと、ステージには開演前から満員の観客がつめかけていた。例年にも増して、初日から多くのROCKファンが参加している2018年のCOUNTDOWN JAPAN、中でもBUMP OF CHIKCENには、開演前から観客が入場し、彼らの演奏を心待ちにしていた。
昨年9月から開催した史上最長となったツアー「PATHFINDER」を今年3月に終え、書き下ろしの楽曲提供やシングルリリースなど、精力的に活動を続けるBUMP OF CHICKEN。そんな彼らの年末のパフォーマンスに期待がかかる。
いよいよメンバーがステージに登場すると、大きな歓声が巻き起こる。
『スノースマイル』の演奏がはじまる。メンバーの背景で煌めくバックライトと音楽が溶け合って、美しい冬の景色が目の前に広がるようだ。しみじみと年末感に浸りながら、演奏に聴き入る観客たち。曲が終わると、絶賛の拍手が送られた。
続いて2曲目の『望遠のマーチ』。曲間も歓声は鳴り止まず、どれだけの観客が彼らのパフォーマンスを待ちわびていたかが分かる。
ボーカルの藤原が「心を込めて演奏するので、最後まで楽しんでいってください」と挨拶をする。「みんなで最高のフェスを作るためにも、今のうちに自分の周りの人によろしくお願いしますと挨拶をしとこう!」と、フェスを楽しむマナーを以て会場を盛り上げる。そして、「今までで1番大きな声を聞かせて!」と観客たちをあおっていく。期待に応えるかの様に大歓声を上げる観客との間に、フェスのトリならではの一体感が生まれる。
『記念撮影』と『話がしたいよ』の演奏を立て続けに披露する。曲が始まると歓声はとたんに止み、観客たちはBUMP OF CHICKENの世界にすっと入り込み、魅了されていくのがわかる。「ララララー」と観客と一体になったコーラスがステージ全体にこだまする。ステージの空気が振動するほどの大きな歌声が響いた。
曲が終わると、ステージは再び大きな歓声に包まれ、次の曲『ギルド』の演奏がはじまった。静かな曲の終わりはオレンジ色のスモークに霞み、公演もいよいよ終盤にさしかかる。
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「みんな楽しんでますか?俺たちもすごい楽しんでやらせてもらってます。みんなどうもありがとう。」と藤原が声をかけた。
『虹を待つ人』の楽曲がはじまると、観客から何度も何度も大きなコーラスが響いていた。曲の後までも、鳴り止まない歓声が響く。
BUMP OF CHICKENの代名詞的なヒットソング『天体観測』が始まると、ステージ全体が手拍子につつまれた。リリースから何年たっても色褪せることのない歌に、観客が心を震わせているのが伝わってくる
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観客たちと作るステージ”とは何かを体現するかの様なBUMP OF CHICKENのCOUNTDOWN JAPAN 18/19ステージ本編ラスト(アンコールで2曲あり)の一曲は『ray』。会場全体がウェーブに包まれた。
最後の曲の演奏を終えると、藤原は耳に手を当て、最後まで歓声を聞き逃さないように、耳に焼き付ける様にしてステージを後にした。
BUMP OF CHICKEN
rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19
セットリスト
M1 スノースマイル
M2 望遠のマーチ
M3 記念撮影
M4 話がしたいよ
M5 ギルド
M6 虹を待つ人
M7 天体観測
M8 ray
EN1 メーデー
EN2 ガラスのブルース