12月28日(金)、ロッキング・オン・ジャパンが企画制作する日本最大の年越しフェス「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19(カウントダウン・ジャパン イチハチイチキュウ)」の初日が行われ、シンガーソングライターのあいみょんが出演した。
初日の「COUNTDOWN JAPAN」もいよいよ後半戦。あいみょんのパフォーマンスを控えたGALAXY ステージは、2階の階段部分まで超満員で埋め尽くされていた。
大勢の観客がしんとなり、あいみょんのパフォーマンスが始まる。『満月の夜なら』の都会的なサウンドが、流れるように会場に滑り込んでくる。
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『ふたりの世界』を歌いながら、ふと見せる可愛らしい仕草に観客から歓声があがる。
心地よいリズムの中で、あいみょんが時折歌声に込める力強さがスパイスとなり、ステージはオリジナリティあふれる世界に染まっていく。
去年に引き続き、COUNTDOWN JAPANには二度目の登場となるあいみょん。
「今回は後ろの方までたくさん集まってもらえて、幸せです。短い時間なんですけど、楽しんでいってください」と観客に声をかける。
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『生きていたんだよな』を歌いながら、真っ赤なライトに照らされたあいみょんの姿が印象的で、等身大の彼女のメッセージに全員が聴き入る。続いて、アコースティックギターの繊細なイントロで始まったのは『今夜このまま』。軽快なリズムにのって、あいみょんの美しい高音のヴォーカルが伸びていく。
曲の間、「元気ですかー?」と声をかけて観客の雰囲気をさらに優しく解きほぐすあいみょん。まさに、癒しの空間だ。『愛を伝えたいだとか』を歌い始めると、心地よいグルーヴに観客たちはリズムをとって踊り出す。続けてリズミカルなナンバー『君はロックを聴かない』を演奏し、軽やかで伸びのあるサウンドに、観客たちは再び聴き入っていた。時折熱くギターをかき鳴らす姿に、歓声があがる。
『貴方解剖純愛歌〜死ね〜』では、昭和歌謡曲を思わせるレトロなメロディにのせて観客たちが手拍子を刻む。緩くビートアップしていくリズムと少し過激な歌詞の世界観。あいみょんの楽曲の幅の広さを感じさせられる。
曲が終わると、「去年とは比べ物にならないくらいたくさんの人に見ていただけて、幸せです」とコメントし、最後の曲紹介へ。「今年1番よく咲いてくれたお花だと思っています。マリーゴールド」というあいみょんの言葉を聞いて観客からは歓声があがる。会場では、手のぬくもりが伝わるウェーブが巻き起こる。あいみょんの、ダイレクトに胸に響く軽やかな歌声が、2018年のCOUNTDOWN JAPANのステージを優しく包みこんだ。
あいみょん
rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19
セットリスト
M1:満月の夜なら
M2:ふたりの世界
M3:生きていたんだよな
M4:今夜このまま
M5:愛を伝えたいだとか
M6:君はロックを聴かない
M7:貴方解剖純愛歌〜死ね〜
M8:マリーゴールド