12月29日(土)、ロッキング・オン・ジャパンが企画制作する日本最大の年越しフェス「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19(カウントダウン・ジャパン イチハチイチキュウ)」の2日目が行われ、SPYAIRが出演した。
2日目の「EARTH STAGE」に登場したのはSPYAIR。IKEの「ワン・ツー・スリー・フォー」というカウントから1曲目の『OVERLOAD』からライブはスタート。MOMIKENの5弦ベースから鳴り響く重低音に、オーディエンスの手が自然と上がり会場は一気に盛り上がる。
IKEが「楽しんでいこうぜー!ようこそ!SPYAIRの『COUNTDOWN JAPAN』へ!」と叫ぶと、2曲目の『現状ディストラクション』へ。アップテンポな楽曲に合わせてオーディエンスからは手拍子が巻き起こる。サビでは、IKEの伸びやかな歌声が響き渡り、UZはギターソロで魅了した。
IKEが「みんな楽しんでる?後ろの方まで音届いてる?初めてこのイベント出させて貰います。楽しんでいきましょう!」と言うと、3曲目『Last Moment』がスタート。切ない歌詞とメロディを歌い上げる。「いけますかー!」と煽ると、オーディエンスはそれにジャンプで応えた。
「どうもありがとう。最高だねみんな!一緒にはじけて来年もいい年にしようぜー!じゃあ、みんなとこの歌を歌おうと思います。イマジネーション!」とIKEのタイトルコールで始まったのは、アニメ『ハイキュー!!』の主題歌である『イマジネーション』。周知の楽曲に会場が一つになる。間奏では、KENTAが手を上げオーディエンスを煽った。
ギターの切なげなアルペジオから、5曲目『サクラミツツキ』へ。イントロやギターソロのタッピング奏法が印象的な楽曲だ。オーディエンスはサビで手を高く上げて楽しんでいる。そのまま続けて6曲目の『ROCKIN' OUT』をスタート。4つ打ちの軽快なリズムで、会場をグイグイと引っ張り、盛り上げていく。そしMOMIKENはベースソロで、ここぞとばかりに激しいスラップを披露した。
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IKEが「みんな激しいやつ欲しいですか?暴れたいやつは暴れろー!」と煽り、7曲目の『RAGE OF DUST』へ。重低音が響くギターリフとIKEのデスボイスがEARTH STAGEを切り裂く。MOMIKENも頭を振り乱しながら、情熱的な演奏を披露した。
「COUNTDOWN JAPANまだ遊んでくれますか?こんなんじゃ俺たちHYDEさんに繋げられないよ!その首から下げてるタオルぶん回していきましょう!」とIKEが呼び掛け次の曲へ。8曲目は銀魂のエンディング曲である『サムライハート(Some Like It Hot!!)』会場の前から後ろまでタオルがグルグルと回る、壮観な風景が広がった。
「幕張ー!回せ!回せー!みなさん声聞かせてくれー!」とIKEが叫ぶと、オーディエンスは叫びながら、回すタオルに更なる力を込めていた。「みんな最高。楽しいよ!どうもありがとう。初出演本当にどうもありがとうございました」と満面の笑みを浮かべながら感謝を伝えるIKE。そのままオーディエンスを真っ直ぐに見つめて9曲目の『I Wanna Be...』を歌い上げる。サビでは拳を高く突き上げて感情を露わにした。
今年のワールドツアーを話題に上げ、SPYAIRの楽曲をもっと世界に伝えていきたいという野望を語るIKE。今日初めてSPYAIRを見たというオーディエンスに「俺たちの楽曲どうだった?」と、問いかける。
そして「音楽はすごくいいものです。一緒に歌いましょう!」と言って、最後の曲『SINGING』を披露。サビでは、オーディエンスの手を大きく左右に振らせ、「oh...oh...」と叫ぶパートではオーディエンスもシンガロング。会場のボルテージは最高潮に達した。
IKEは最後に「お前らは最高です!とにかく年越すまで全力で生きてけよ!どーもありがとう!」と力強いメッセージをオーディエンスに投げかけてステージを後にした。
(取材/文:大槻祐士)
SPYAIR
12月29日 COUNTDOWN JAPAN 18/19
セットリスト
M1:OVERLOAD
M2:現状ディストラクション
M3:Last Moment
M4:イマジネーション
M5:サクラミツツキ
M6:ROCKIN' OUT
M7:RAGE OF DUST
M8:サムライハート(Some Like It Hot!!)
M9:I Wanna Be...
M10:SINGING