12月30日(日)、ロッキング・オン・ジャパンが企画制作する日本最大の年越しフェス「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19」の3日目が行われ、never young beachが「COSMO STAGE」のトップバッターに登場した。
ステージで安部勇磨は開口一番に「never young beachみにきたのー?楽しんで行ってちょーだい!はじめまーす!」と砕けた様子で会場をなごませる。赤いニット帽に水色のストライプのTシャツというスタイルがさらに親近感を湧かせた。
never young beach 画像 2/7
1曲目の『どうでもいいけど』をスタート。安部が満面の笑みで歌うと観客がゆらゆらと肩を揺らす。「はーい!ギター!」と安部がギターに注目を集めると阿南智史(Gt)とサポートの森雄大のギター2本でユニゾンする印象的なギターソロへ。まだ1曲しか演奏していないのにも関わらず、既に会場にはハッピーな空気が流れていた。続いて2曲目は『あまり行かない喫茶店で』を披露。「調子はどう?みんなー!?」と安部が呼びかけると観客が手を上げて応える。そのままドラムの4カウントで3曲目『なんかさ』へ。4つ打ちのビートに、阿南のカッティングギターが乗っかって、軽快なリズムが加速していく。巽啓伍は、目をつぶって首を左右に振りながらノリノリでベースを奏でた。
never young beach 画像 4/7 never young beach 画像 5/7
安部はギターを置きハンドマイクに切り替えて4曲目『fam fam』をスタート。「みんな楽しんでんのかー?いいぞー!今年ももう終わるんだからもっともっとー!」と観客を煽った。ギターソロでは「さあここからはギターの森さんがソロ弾くから、盛り上がってくれよー!」とサポートギターの森をフューチャーした。「never young beachに来てくれたみんな本当にありがとう。『いつも雨』という新しい曲をやるので聞いてください」と安部がコメントすると照明が暗くなり、雨降りの夕暮れのような雰囲気に。コーラスパートの美しい、情緒的な新曲『いつも雨』を披露した。
never young beach 画像 6/7 never young beach 画像 7/7
「みんなの2019年が素敵な年になりますように」と安部が語ると6曲目『明るい未来』がスタート。希望の光が降り注ぐような楽曲に、観客は手を上げ、笑顔で身体を揺らしていた。そして安部が身体を大きく揺らしジャンプしながら最後の曲『お別れの歌』へ。『明るい未来』とは対称的な別れの歌だが、決して暗くならないのがネバヤン流である。安部が「良いお年をー!」と叫び天を仰ぐ。観客も手を上げて応え、最高潮の盛り上がりをみせた。最後に安倍は、ギターを高く掲げてかき鳴らしながら「ありがとう!みんな最高ー!」と呼び掛け2018年最後のライブを締めくくった。
(取材/文:大槻祐士)
never young beach
12月30日 COUNTDOWN JAPAN 18/19
セットリスト
M1 どうでもいいけど
M2 あまり行かない喫茶店で
M3 なんかさ
M4 fam fam
M5 いつも雨
M6 明るい未来
M7 お別れの歌