フジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」に宍戸春乃役として出演して話題のアーティスト新山詩織。同ドラマの劇中歌を含むダブルAサイドシングル「あたしはあたしのままで/恋の中」を今週6月29日にリリースしたが、そのシングルリリースを記念して7月3日に東京ドームシティ ラクーアガーデンステージで真夏日の様な炎天下の中、集まった約1500人を前に新曲2曲を含む計4曲のライブを実施した。
1曲目の「Don’t Cry」が始まると、すでに待っていたファンから手拍子が起こる。初夏の日差しの中、彼女の笑顔で歌う姿と「Don’t Cry」が持つ疾走感が合わさって最初から会場の一体感が作られていく。「みなさん、新山詩織です。今日はよろしくお願いします。」と改めて挨拶のあと、「水分補給はこまめにしてくださいね」という声を真っ先にかけるところが、新山詩織らしいなと感じる。
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今回のフリーライブで一番人の足を止めて惹きつけたのは間違いなく3曲目の「恋の中」だろう。2曲目の「絶対」を演奏後、「今回、初めてドラマに出演をさせて頂きまして・・・」という言葉が語られると、この春に出演したフジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」に出演したエピソードなどが語られた。
「人が人を想う気持ちってすごく切なくてあたたかいんだなとこの楽曲から感じました。」と告げると、3曲目の「恋の中」が歌われた。いままで新山詩織を知らなかった人からも「この曲聴いたことがある」と声が聞こえてきたのが、今回、彼女がドラマに出演した影響が見えてくる風景だった。
最後は新曲「あたしはあたしのままで」を披露。この夏にぴったりの疾走感ある楽曲はまさにフリーライブの最後としてはふさわしく、このフリーライブに参加した方々が最後は皆が一体となり盛り上がって終了した。
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