Photo by ほりたよしか
7月5日、日本武道館にて、『寺岡呼人presents「Golden Circle」20回記念スペシャル~僕と桜井和寿のメロディー~』が開催された。
寺岡と桜井のこれまでのライブ映像や写真がスクリーンに映し出され、寺岡呼人、桜井和寿、K(Guest Key)、林久悦(Dr)、林由恭(Ba)、佐藤健治(Gt)、松本圭司(Key)がステージに姿を現すと大歓声が起こる。
1曲目はGolden Circle of Friendsのアルバム『Golden Circle(2010)』収録曲で、寺岡呼人、桜井和寿、松任谷由実、ゆずとの共作『ミュージック』からスタート。大きな歓声と共に心地良くクラップ音が響く中、寺岡が「武道館ー!」とイベントの20回記念開催への喜びを爆発させる。桜井も時には飛び跳ねるなど、全身から楽しさを放出させながら歌声を響かせる。
「Golden Circle 第20回目を迎える事ができました!ありがとうございます!」と寺岡が感謝の気持ちを伝えると温かな拍手が沸き上がる。
「25年前・・・我々がまだ3歳の頃ですかね?」と冗談を入れ会場を和ませた後「出会って25年もこうやって同じ舞台でメロディを奏でられるっていうのは本当に幸せであると思います。僕の盟友であり親友を紹介します!」と桜井に話しを振ると、桜井は深々とお辞儀をした後「こんばんは!Golden Circle今回で20回目だって。凄いよね。」と挨拶をし「ホーム感を感じます!」とリラックスした様子で嬉しそうに語った。
ここで寺岡が改めて自分達の服装とギターを持った姿を眺めながら「なんか僕ら中年の、ゆずみたいだよね(笑)」と話すと会場は笑いに包まれた。
温かな空気の中、今回も様々な楽曲が歌われた。寺岡は8月3日に約2年振りにリリースするソロアルバムから『COLOR』『もったいない』『キャッチボール』、を披露し、同じくアルバム収録曲の『蜜蜂』は桜井が歌唱。桜井は「責任重大だよ・・・」と苦笑いを浮かべながらも見事に歌い上げた。
桜井がカラオケでも良く歌うと話す、寺岡とKの共作『dear…』。ステージ裏で曲を聴いていた桜井は「たまらないのよ!大好き!」と絶賛していた。