【ライブレポート】SAKANAMONがアベストのO-nestステージに初登場。個性全開で「デビュー10周年でも初出演のフェスがある!」とゴキゲンに。<A.V.E.S.T project Vol.13>
3月2日(土)、アパレル・ブランド Zephyrenが主催するライブイベント「Zephyren presents A.V.E.S.T project Vol.13」が渋谷のライブハウス全7会場で開催された。
SAKANAMONが登場したのはO-Nestのステージ。ベースの森野を筆頭にメンバーがステージに登場すると、いきなり『マジックアワー』でハイテンションなパフォーマンスを展開。1曲目から会場中に腕が上がり、手拍子がこだまする。曲後半では演奏中にベースの森野のMCが。「改めましてサカナモンです。自由に楽しんでってくれー!よろしく」。疾走感が心地よいナンバーで滑り出し上々のオープニングとなった。
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「3ピースロックバンド、サカナモンです。今日俺らのことを初めて見る人も多いと思いますが、どうですか?今日ってすげーゴリゴリのイベントじゃないですか!最初、どうしようかと思ったけど、みなさんの熱い、いや暖かいノリでこの後も楽しめそうです!」ボーカルの藤森のホッとした表情でのMCに会場から笑いが起こった。
2曲目はイントロのギターフレーズが印象深い『幼気な少女』。『ミュージックプランクトン』では、藤森がステージ中央の台の上から「来い!渋谷ー!」とシャウト。先ほどのMCとは打って変わって会場を沸かせる。
リズミカルなベースの響きが耳に残る『UTAGE』では、曲中にドラムスの木村がシャウト。「楽しんでますかー。アベストー!踊れるかーみんなー!」。ベースの森野も手拍子で観客をあおりながら、ダンサブルなナンバーを盛り上げた。
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続く『TSUMANNE』では、いきなり曲中で藤森のMCが始まった。「日頃ストレス溜めてんでしょ?だから力をもらいにココ来てるんでしょ!”つまんねーよ”って叫べー!チャンスは8回!」とレクチャー。次第に会場中が「つまんねーよ」のシャウトに包まれ、曲が終わりに近づく頃には大合唱へ。最後は拍手喝采で盛り上がった。
「みなさんのおかげてめちゃめちゃ楽しいです!デビュー10周年ですが、まだまだ初めてのフェスがある!」興奮気味に森野が語り、ラストナンバー『クダラナナインサイド』へ。短いながらもSAKANAMONらしさが炸裂したステージ。最後は藤森がステージ上に置かれていたマスコットキャラクター”サカなもん”で前列のオーディエンスとハイタッチ。”サカなもん”にギターを持たせていつも通りにライブを締めくくった。
(取材/文:バッキー☆大坂)
【セットリスト】
SAKANAMON・O-nest
M01:マジックアワー
M02:幼気な少女
M03:ミュージックプランクトン・
M04:UTAGE
M05:TSUMANNE
M06:クダラナインサイド