3月2日(土)、アパレル・ブランド Zephyrenが主催するライブイベント「Zephyren presents A.V.E.S.T project Vol.13」が渋谷のライブハウス全7会場で開催された。
このライブイベントに、待望の2ndアルバムをリリースしたばかりのBenthamが出演。O-Crestのトップバッターとして、イベントのオープニングを盛り上げた。
ドラムソロにベース、そしてギターが重なる中、ボーカルの小関がヘッドバンキングをしながら登場。ギターを抱え「やるよー!」とシャウトして1曲目『FATEMOTION』がスタート。「渋谷、調子はどうだい!」小関の呼び声にオーディエンスが一斉に腕を上げる。
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続く2曲目は、爽やかなラブソング『パブリック』。「渋谷、盛り上がる準備できてる?」小関が笑顔で会場を見渡し、3曲目の『クレイジーガール』へ。小関のギターリフに須田のギターが重なる印象的なイントロから、ハイトーンボイスで攻めのサウンドが展開した。
「いいっすね。早い時間から盛り上がるのも」ゴキゲンな小関に続いて「我々の中に、このイベントを主催するZephyrenのモデルがいます!」ドラムスの鈴木がベースの辻を紹介。先日、サマーコレクションのカタログ撮影をしてきたという辻。この日のステージ衣装は、Zephyrenの新作シャツとのことで「この春はこれ1枚でバッチリでしょ!」とドヤ顔で会場を笑わせた。
Photo by 結城さやか 画像 6/10 Photo by 結城さやか 画像 7/10 Photo by 結城さやか 画像 8/10さらに鈴木と小関が、2/27にリリースされたばかりの2ndアルバムを紹介。「このアルバムが評価されて、やっとみんなに響き始めてきました。アルバムタイトルの『mine』とは「鉱山」という意味。宝物を掘り当てるようにアルバムを聴いてくれたらうれしいです」小関がファンに思いを伝えると、アルバム1曲目に収録されているミディアムナンバー『cymbidium』へ。春を目の前にした今の季節にピッタリのナンバーだ。小関のやさしい声とメンバーのコーラスが柔らかな曲の世界観を彩った。
ライブもいよいよクライマックス。「一緒に声を出しませんか」小関の掛け声で始まった『僕から君へ』。そしてラストはデビュー当初からのアンセムソング『激しい雨』。「ライブってこうして目を合わせられるわけだから、一緒に声出そうぜエブリバディ」そうシャウトしながら、小関はステージから飛び降り、オーディエンスの中を駆け抜ける。最後に一言「これからもずっと一緒に進んで行こうぜ」。小関はそう言い残してメンバーとともにステージを後にした。
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(取材/文:バッキー☆大坂)
【セットリスト】
Bentham・O-Crest
M01:FATEMOTION・・
M02:パブリック
M03:クレイジーガール・
M04:cymbidium
M05:僕から君へ
M06:激しい雨