DOBERMAN INFINITYが、3月27日にライブ映像作品『DOBERMAN INFINITY 2018 DOGG YEAR 〜FULL THROTTLE〜 in 日本武道館』の発売を記念して、ユナイテッド・シネマ豊洲にてファンクラブ「We are D.I」会員限定の上映会&トークショーを行った。
同作は、昨年11月12日に開催されたDOBERMAN INFINITYにとって初となる東京・日本武道館ライブの模様を収めたもの。彼らの前身であるDOBERMAN INCの元メンバー・Tomogenがステージに登場し、BALLISTIK BOYZをフィーチャリングした未発表曲「D.I till Infinity」をスペシャルコラボレーションで披露するなど、一夜限りのメモリアルなパフォーマンスが多数収録された、まさにファン必見の映像作品に仕上がっている。また、全24曲のライブ音源は5.1ch サラウンドで収録されるほか、初回限定盤には、3rdアルバム『OFF ROAD』を携えて全16都市18会場を巡った全国ツアーの模様や、武道館公演当日のメンバーに完全密着したドキュメント映像も収録されている。
会場に集まったファンの多くは、実際に武道館公演を鑑賞していたようで、館内はライブ会場さながら、DOBERMAN INFINITYオリジナルのサイリウムで彩られた。大型のスクリーンで鑑賞するライブ映像は迫力満点で、実際のライブとはまた違った楽しみもある。カメラはメンバーの表情にズームインし、汗の雫や潤む瞳の輝きさえ克明に捉えていた。DJ HALのスクラッチプレイの際は手元を映し出し、どんな風に音を作り出しているのかも明白である。観客たちはライブの細部にも反応し、大きな歓声をあげる。いまやライブ・ビューイングなどでお馴染みとなった応援上映スタイルだったことも、この日の上映イベントを特別な一夜に演出していた。
上映終了後は、いよいよメンバーが登壇。当日はInstagramでのライブ配信も行っており、メンバーは登場するなりハイテンションでそのことを観客に伝えた。そして、SWAYは「手には指が何本ありますか? 今年でドーベルは何周年ですか? 僕たちメンバーは何人ですか?」と観客に問いかけ、「今年は“5”をテーマに掲げて、ベストアルバム『5IVE』をリリースします!」と発表。観客からは大きな歓声があがった。
発表の後は、上映会の感想へ。当日、初めて映像を観た観客が、「めっちゃ良くて、泣きました。(ライブ最後のMCでGSやKUBO-Cが語った)夢の話で泣きました」と感想を語ると、GSは「MCを映像に収めるかどうかは迷ったけれど、KUBOちゃんが珍しく良い話をしたから笑」と制作の裏側を明かした。メンバーそれぞれが印象に残った場面についての話になると、P-CHOは「登場した時のそれぞれのドヤ顔。武道館というステージへの意気込みが伝わる」、KAZUKIは「『GA GA SUMMER』を(観客の)みんなと一緒に歌ったのは感動した。またやりたい」、KUBO-Cは「TomogenとBALLISTIK BOYZと一緒にやった『D.I till Infinity』。ラップ人生がぎゅっと詰まっていた」、GSは「『D.I till Infinity』からの『INFINITY』。普段はなかなか歌わないデビュー曲をあのセットリストでできたのが嬉しい」、SWAYは「ソロ曲を歌えたのも嬉しかったけれど、やっぱり『D.I till Infinity』。鳥肌が立った。自分たちに対して『お前らよくここまで頑張ったな』と言いたくなった」と、思い思いの感想を語った。
ベストアルバム『5IVE』の詳細や、“5”を掲げた今年の活動については、順次発表の予定。“DOGG YEAR”をテーマに掲げた昨年に引き続き、DOBERMAN INFINITYの快進撃はまだまだ続きそうだ。