EXILE ÜSAが27日、松原市役所にて行われた株式会社dancearthと松原市による「ダンス教育&エンタテインメントによる地域活性化プロジェクトに関する連携協定」の締結式に松原市長らと出席した。
株式会社dancearthは、2006年に世界中の人とダンスで繋がりたいという想いから、ÜSA自身のプロジェクト『DANCEARTH』を開始。「ダンスは世界共通言語」をテーマに、これまでに日本各地の祭りを全国20カ所以上、世界20カ所以上巡っている。
文部科学省の中学校学習指導要領改訂により、平成24年度から体育においてダンスが必修科目になる一方、教員は生徒への指導方法や授業内容に課題があるという。今回の協定で、『DANCEARTH』の持つダンスをはじめとするエンタテインメント力と、松原市が有する人材を含む地域資源を、相互に連携させることによって、次代を担う人材育成及び、地域活性化に取り組んでいく。
協定式では、澤井市長と株式会社dancearthの代表を務めるÜSAが協定書に署名。澤井市長は「ÜSAさんのお力をお借りすることで、教育現場の改善をはじめ、松原市の魅力をより一層全国へ発信できると思うほど今回の協定に可能性を感じています」と期待を込めて挨拶。
市長に続いて、これまで各地の教員たちへ指導を行ってきたÜSAも「ダンスの必修化が始まって先生方も大変苦労されているということで、先生方にダンスの楽しさを伝えながら指導方法などをレクチャーして貢献していきたいですし、松原市全体としてもダンスでハッピーにできるよう務めていきたいです」と意気込んだ。
2017年に福岡市との締結から始まり、一宮市、浜松市、静岡市、そして今回の松原市で5カ所目の締結となるDANCEARCEプロジェクト。今後の取り組みについては、松原市と協議のもと、ダンス必修化により指導に悩む教職員に向けたダンス講習や、ダンス教材の制作、子どもたち参加による発表会なども検討している。