作詞家40周年記念アイテムとなる9枚組CDボックス『森雪之丞原色大百科』が現在好評発売中の森雪之丞。ヒストリー、ロック、アイドル、アニメソング、ミュージカルなど7つのカテゴリーに分け、その長い歴史とともに、あまりにも多岐にわたるその活動を総括している画期的な作品集である。
このボックスセットの内容とシンクロした、森雪之丞自身がパーソナリティを務めるインターネット・ラジオ・プログラム『森雪之丞原色大百科講座』がソニー・ミュージックダイレクトのオフィシャルウェブサイト「OTONANO」にてスタートした。
このCDボックスと番組の内容を紹介する「第0回」がすでにアップされているが、いよいよ7月15日(金)より番組の本格スタートを飾る第1回放送分が更新された。
記念すべき第1回目は、現在森雪之丞の活動において最も根幹をなしていると言っていい「ミュージカル」を取り上げている。ゲストとして登場したのは雪之丞自身が本格的にミュージカルの道を目指すきっかけともなった存在のひとりである岸谷五朗。
2003年に詩とパフォーマンスを融合した『POEMIX』でコラボレートしたのをきっかけに、岸谷主演/雪之丞作詞による『音楽祝祭劇「トゥーランドット」』(2008年)、雪之丞脚本・作詞・音楽プロデュース/岸谷演出による『ソング・ライターズ』(2013年)など、ふたりの強力なタッグから数々の傑作が生み出されている。
7月よりついに日本初上陸となるブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』でも雪之丞が訳詞を、岸谷が日本版演出協力・上演台本を手掛けており、これからもこのふたりがミュージカル界を席巻していきそうな勢いである。そんなふたりだからこそ語れる、このふたりでなければ語れないエピソード満載の放送となっているのは言うまでもない。