BREAKERZが7/23(土)に豊洲PITにてデビュー9周年を祝う「SPECIAL LIVE『BREAKERZ IX』Supported by ミサワホーム」を開催した。
この日会場には3000人ものファンが駆けつけ、デビューから9周年を迎えたバンドを祝福した。
おなじみのSEが流れると、DAIGO以外のメンバーがステージに登場。ドラムのシャッフルビートに不穏なギターサウンドが鳴り響くと、ダンサーを引き連れたDAIGOが登場。そのまま「REAL LOVE 2010」からライブはスタート。
ステージセンターに設置された花道の突端まで到着すると、なんとそこから足元に仕込まれたリフトが上昇!ステージ両サイドに移動していたAKIHIDE・SHINPEIも同時にリフトアップ!リフトの上から鋭い目線でフロアを見下ろすDAIGO。初の序盤から圧巻の様相を魅せる。
そのまま続けて「FAKE LOVE」「Everlasting Luv」と立て続けにアッパーナンバーが投下されるとフロア内は早くも熱狂に包まれる。
最初のMCでDAIGOは、無事に9周年を迎えられたことに触れ、応援してくれているファンの方への感謝の気持ちを述べた。
「今日はとにかく祭りだと思っている」というMCに続けて早くも披露された「灼熱」では、ステージもフロアもタオルの渦に。その後も「BAMBINO 〜バンビーノ〜」「EMILY」「絶対! I LOVE YOU」といった、ライブの定番ナンバーが演奏されていく。
中盤までアゲアゲなセットリストで進行してきたが、途中「世界は踊る」「B.R.Z ~明日への架橋~」の2曲が演奏されると、先ほどまで熱狂の渦に包まれたフロアにひとすじの風が通り抜ける。こういった曲が表現出来るのもBREAKERZのひとつの強みだろう。
ライブも後半戦をむかえるとアニメのタイアップでおなじみの「Miss Mystery」「CLIMBER×CLIMBER」の2曲が立て続けに披露され、チアリーダー姿のダンサーを交えての「スマイル100%」から続けて演奏されたのは、懐かしいナンバー「BUZZER BEATER」だ。途中のメンバー紹介パートでは、楽器陣がそれぞれソロプレイを披露し、ボーカルDAIGOはその“声”でオーディエンスを煽る。
SHINPEI・AKIHIDEが対称的なソロプレイを魅せる中、サポートメンバーのMatsu(Ba.)MAKOTO(Dr.)もそれぞれの力の限りソロプレイを披露する様子がとても印象的だった。
恒例のグッズ紹介から「みんな、まだまだ元気残ってますか?」とDAIGOがフロアを再び煽ると、そのまま再始動後のシングル曲2曲とが披露され、最後は「NO SEX NO LIFE」「DESTROY CRASHER」で本編は終了した。
温かい歓声に包まれる中、アンコールでメンバーが再びステージに登場すると突然、場内に「ハッピーバースデー」が流れる。ピアノ伴走の音に合わせてお客さんからはBREAKERZの9歳の誕生日を祝う大合唱が!
仕切り直して「オーバーライト」を演奏。続けて、再始動後のバンドとファンとをつなぐ新たなアンセム曲「WE ARE」が披露され、フロアは笑顔と歓喜に包まれた。
再度メンバーがステージを降りてもアンコールを求める声が響き渡る。
これに応えるように再度ステージ上にメンバーが登場、最後に披露されたのは「SUMMER PARTY」。バンドのヒットのきっかけにもなったこの曲は、もはやライブ定番曲であるのは間違いないのだが、記念すべきこの公演においては、バンドがこの曲に抱く、何か特別な意味がオーディエンスにも伝わってくるようであった。
「SUMMER PARTY」を終えてもなお収まらないアンコールに、とどめの「Destruction」をドロップ!アンコール4曲を含めた約3時間の公演は狂乱に包まれ終了した。
なお、メンバーがステージを後にすると緊急告知映像が流れる。