男女7人組パフォーマンスグループAAA(トリプル・エー)が、ツアー最終日に京セラドーム公演に続いて東京ドームでの公演も11月16日(水)に決定したことを発表した。
福岡公演を皮切りに総動員数がAAA史上過去最高の21万人動員を記録した「AAA ARENA TOUR 2016 - LEAP OVER -」。本ツアーのファイナルが7月24日(日)宮城セキスイハイムスーパーアリーナで行われた。
会場の中央に設置された左右に大きく伸びた橋のセットが虹色に輝く中、突如暗転し、オープニング映像が。映像が終わると、天井のオブジェからアダルトな雰囲気のアップテンポナンバー「I'll be there」を歌いながらメンバーが登場。
立て続けに「Sorry I...」「SHOW TIME」のアップテンポナンバーを披露し会場は外の肌寒さを感じさせない熱いボルテージに包まれた。
雰囲気が一転、昨年のレコード大賞優秀作品賞にも選出されたミディアムナンバー「愛してるのに、愛せない」では客席に様々な大きさのクラゲ型バルーンが浮遊してまるで会場が海中にあるかのような錯覚を起こさせる。
そんな幻想的な光景に観客はうっとりしながらもどよめきを隠せない。
さらにAAAのLIVEではおなじみのパーティーナンバー「PARTY IT UP」も末吉の「いいかお前ら、今日は声が枯れるまでいくからな!!全員まとめてかかってこいよ!!」という気合入れから始まり再び観客の心と身体を躍らせ会場を激しく揺らした。
MCパートでは、仙台が第2の故郷という浦田が「AAA ARENA TOUR 2016 - LEAP OVER -、仙台ファイナルへようこそー!!」と叫び、メンバーひとりひとりが順番にMCを担当。
與が英語を交えつつMCを行ったり、末吉はボイスパーカッションを披露するなど各メンバーがそれぞれのカラーを出したトークで観客を楽しませた。
そして近年のAAAの真骨頂とも言える「Lil' Infinity」「恋音と雨空」のミディアムナンバーを続けて披露。
橋を利用してステージを縦横無尽に駆け抜け、トロッコで客席を回るなどファンサービスも怠らない。
さらに観客とメンバーが一緒になってタオルを振る、これまたLIVEではおなじみのパーティーナンバー「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」で会場は一体感に包まれる。
スプライトCMソングにもなった新曲「NEW」も披露。小気味いいメロディとリズムで観客も自然と踊ってしまう。
アンコールに入るとミディアムナンバー「さよならの前に」のイントロが流れメンバーが登場。そのまま浦田が「アンコールどうもありがとう!!ファイナルでっかい声で歌ってねー!!」と叫び、しっとりと歌い上げ、最後にメンバーと観客が大合唱。
そしてMCで浦田が「ここで皆様に報告がございます。」と切り出し、モニターに「東京ドーム公演開催決定!!」の文字が映し出されると、追加公演として東京ドーム公演が決定したことを発表した。
浦田は「京セラドーム2daysだけでも嬉しいのにこうして追加公演が出来るっていうのは本当にいつも応援してくれている皆様のおかげだと思っています!!ありがとうございます!!LEAP OVERは22公演やらさせて頂いたので、ここからFANTASTIC OVERに気持ちを切り替えていきたいと思っていますので、皆さん是非期待して待っててください!!」と決意表明とともにファンに感謝を述べた。
すでに発表されていた京セラドームはキャパを大きく上回る数字の応募があり、行けないファンも多数いることもあってか、会場も追加公演の発表に喜びの歓声に包まれた。
東京ドーム決定についてメンバーコメントが届いている。
<浦田>
「東京ドームという、夢のまた夢のステージに立てると聞いた時は、本当に感謝の気持ちと諦めなければ夢は叶う!という事をまた皆さんに証明する事ができる!と嬉しい気持ちになりました。」
「一生に何度も当たり前のように立てるステージではないという気持ちを胸に、まずは自分自身がおもいっきり楽しみ、来ていただける皆さんに最高の笑顔とパワーを届けたいと思います。」
<西島>
「今は、沢山のアーティストの方々がLIVEをやり「LIVE時代」と言われるくらい
会場が中々空いていない中で『東京ドーム』をAAAに頂けた事、とても嬉しく思います。
ファンの皆さんとは素敵な時間を共有でるように、しっかり準備します!
活動11年にしてAAAの最大の「初体験」なのでしっかりとその空間を味わいたいと思います。」
<宇野>
「ずっと憧れていた大舞台。届かないと思っていました。新たな景色を作り出してくれるファンのみなさんに感謝して、またこれからのAAAの未来にもっと期待したくなるようなAAAらしくて未知数なエンタテインメントを作り上げて最高で最大のライブにします。」
<日高>
「国内最大規模の会場である事を重々受け止めた上で、それでもいつもと同じ、もっと言えばストリートの時と同じ気持ちで挑みたいです。
大きくなればなるほど出来る演出は増えますが、たとえお客さんが一人でも、5万人でも、来てくれた人が「全員」満足して帰れる様に、そう思える空間を作るだけです。」
<與>
「初めてのドームなのでとにかく楽しみたいです!!緊張より、楽しみの方が強いです!!当日はとにかくハッピーな日にしたいです!!」
<末吉>
「やはりドームでやれることは嬉しいし、ここまで導いてくれたのまぎれもなく関わってくれた方々、友達、そして、応援してくれるファンの皆さんだと思うのでそんな僕らを連れてきてくれたみんなに満足してもらえるようなステージにしたい。
ドームでしかできないこともたくさんあると思うのでその辺は相談しながら面白いことができたらいいなと思ってる次第です。」
<伊藤>
「デビュー10周年の年にドームができなかったので、正直なところ、もうドームではライブをできないんじゃないかと思っていました。
なので決まった時は本当に嬉しかったし、ここまで連れて来てくれたファンのみんなに本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
応援してくれるファンのみなさんに、"最高な1日だった!"と言ってもらえるよう気合いを入れて頑張りたいと思います。」
そして最後に「Wake up!」「MUSIC!!!」の爽やかなナンバーで駆け抜け、最後に浦田が「初日福岡から今日まで本当にたくさんのパワーを頂いて本当に皆さんがいなければやってこれないなというのを本当に心から実感しています。そして皆のおかげで京セラドーム、そして東京ドームという大きい会場で出来ることも本当に皆さんのおかげだと思っています。これからも7人力を合わせて頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!」とファンに感謝を伝えて5月から始まった全国9会場22公演のツアーに幕を閉じた。
日本人アーティストであれば誰しもが憧れる日本最大級の会場でついに単独LIVEが決定したAAA。
ドーム公演アーティストの仲間入りを果たした彼らの快進撃からますます目が離せない。
<AAA Special Live 2016 in Dome -FANTASTIC OVER->
11月12日(土)京セラドーム大阪
11月13日(日)京セラドーム大阪
11月16日(水)東京ドーム