ボーカル&ダンスのSU-METAL、ダンス&スクリームのYUIMETALとMOAMETALの3人によるBABYMETAL。2010年の結成以来、高い歌唱力とキレのあるダンス、様々なジャンルの音楽とメタルを融合させた楽曲で人気が上昇し、2014年からはワールドツアーも敢行。日本国内のみならず世界中から注目されるユニットへと成長した。
今年4月1日に世界同時発売されたセカンドアルバム『METAL RESISITANCE』は、オリコン週間ランキングで自己最高の2位を記録した他、全英チャートで15位にランクイン。全米チャートでは39位を記録し、坂本九以来53年ぶりにTOP40入りする快挙を成し遂げた。
アルバム発売の翌日、4月2日には、ビートルズやデヴィッド・ボウイ、クイーンなど多くのアーティストがライブを行ってきた聖地、英国・ウェンブリー・アリーナ(現・The SSE Arena, Wembley)でワンマンライブを開催。この場所で日本人アーティストが単独公演を行うのは初めてのこと。
開演時間となり、オープニング映像の後、神バンドの演奏が始まり3人が姿を現わすと、満員のオーディエンスから割れんばかりの歓声が。ライブは「BABYMETAL DEATH」で始まり、アップテンポな「あわだまフィーバー」「いいね!」「ヤバッ!」と続けて披露し、序盤から全力のパフォーマンスで観客の声援と歓声に応えた。
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重厚なサウンドとキャッチーなメロディーがBABYMETALの特徴であり大きな魅力だが、楽曲タイプの振り幅はかなり広い。
SU-METALがじっくりと歌い上げる壮大な楽曲から、YUIMETALとMOAMETALの息の合ったキュートなダンスやラップを織り交ぜた掛け合いが楽しいポップナンバーなど、3人の個性でファンを楽しませてくれる。
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後半は、ニューアルバムから「KARATE」、そして代表曲の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」「ギミチョコ!!」を繰り出した。そして、本編のラストは「THE ONE」の英語バージョンで締めくくり、そのタイトル通り会場が一つになった。
鳴り止まぬ観客からの“BABYMETAL!”のコールに応え、3人が「BABYMEAL」と書かれた旗を振りかざし、再びステージに登場。「Road of Resistance」で観客1万2000人と大合唱となり、初のウェンブリーワンマンは大成功のうちに幕を下ろした。
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