5月25日(土)・26(日)、新木場・若洲公園にて2日間にわたって開催されたTOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2019 (通称メトロック)東京公演2日目。お昼時のSEA SIDEPARKに打首獄門同好会が登場し、お約束の食べ物ソングを中心に期待通りのセットリストでステージを盛り上げた。
打首獄門同好会 ©️METROCK2019 / Photo by 本田裕二 画像 2/4
この1年ですっかりフェスの常連となった打首獄門同好会。リハーサルではすっかりお約束となった、お客さんへのうまい棒のサービスが。そして1曲目はもちろんうまい棒を歌にした『デリシャスティック』。立て続けに『こどものねごと』へ。「オッケー!メトロック遊ぼうぜ。だって遊びに来たんだろ?」と、目の前のリアルな状況をグングンと盛り上げる。
「海も近いしマグロでも捕らせてもらうか。手拍子!」と始まったのは『島国DNA』。ビニールのマグロが会場のオーディエンスの頭上を跳びまくる光景を見ると「打首のライブだなぁ」と思わずにはいられない。さらに、この日のステージはSEA SIDEPARKと銘打たれているだけあって、まさに海沿い。海沿いのステージにマグロが飛び交う様子は最高にサマになって笑える光景になった。
「というわけで、メトロックは飯時を迎えております」大澤がMCでそう言ったとおり、彼らの出番はまさに昼の12時台。そこで組まれたのが『ニクタベイコウ』。ひたすら肉料理の名前が連呼されるこの曲の影響で、この日は肉料理が良く売れたかも?
打首獄門同好会 ©️METROCK2019 / Photo by 本田裕二 画像 3/4
「メトロック2日目は、まだ始まったばかりですが…明日は月曜日!会社や学校に行かなければなりません。ってロックバンドなのに何でこんなMCしてるのだろうか。でも今ここに集まっているみんなの心はひとつになってるはずです。それを私が代弁します」と紹介された曲は『はたらきたくない』。絶妙な曲紹介に会場は大爆笑。
さらに日曜ならではの曲紹介は続く。次に紹介されたのは『おどるポンポコリン』。「日曜に5時間半繰り上げてお送りします」と、日曜夕方の定番曲を小刻みなテンポが心地よいスカ調で楽しませてくれた。
さらにさらに!この日ならではのネタがもうひとつ。「今日、5/26を二郎(26)の日とさせていただきます」と言い切ってからの『私を二郎に連れてって』。あのラーメン屋の歌を展開し、ベースのjunkoがサビでボーカルに加わってこの曲を盛り上げた。
打首獄門同好会 ©️METROCK2019 / Photo by 本田裕二 画像 4/4
そしてラストはやっぱりコレ!『日本の米は世界一』。「いよいよ5月も中盤になってきました。2019年、今年も日本は田植えのシーズンを迎えました。日本の大豊作を祈りましょう!」またもや今の季節に絶妙なタイミングとなったこの曲で締めくくり、この日ならではの絶妙なタイミングでのセトリを並べての打首獄門同好会のステージは締めくくられた。
(取材・文 バッキー☆大坂)
TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2019 5/26
打首獄門同好会 セットリスト
M1.デリシャスティック
M2.こどものねごと
M3.島国DNA
M4.ニクタベイコウ
M5.はたらきたくない
M6.おどるポンポコリン
M7.私を二郎に連れてって
M8.日本の米は世界一