5月18日・19日に大阪、5月25日・26日に東京で開催された「メトロック2019」。今回は、5月25日に新木場 若洲公園で開催された3日目のラインナップから、WINDMILL FIELDに登場したKEYTALKのライブステージの模様をお届けする。
KEYTALK ©️METROCK2019 / Photo by 岸田哲平 画像 2/7
大歓声に包まれたWINDMILL FIELDに登場した4人。バンドセットの前に躍り出てオーディエンスを煽り会場を温め、寺中の「東京始めようかー!」の一言から始まったのは、この時期に開催される春フェスに相応しいナンバー『桜花爛漫』。しかしこの日の東京は5月とは思えないほどの暑さ。雲ひとつない晴天の下で春を名残惜しむような1曲となった。
続いて『Love me』のイントロが響き渡るとオーディエンスは歓声を上げながら一斉にジャンプ!キュートで爽やかなポップチューンが鳴り響く。
KEYTALK ©️METROCK2019 / Photo by 岸田哲平 画像 3/7
寺中の「お祭り騒ぎしようぜ!」の一言から会場に響いたのは、ベースの怒涛のスラップと軽快なギターリフ、『MATSURI BAYASHI』だ。一足早く夏がきたような日差しの中、ステージ上ではKEYTALKの夏が繰り広げられる。
続いてMCが繰り広げられると、今回のライブの様子がAbema TVで生放送されていることを受け「歌詞間違えらんねぇな」と寺中。しかし「そういうのも含めて全部ライブだから!」と続け、ドロップされたのは5月15日にリリースされたばかりの新曲『BUBBLE-GUM MAGIC』。"この瞬間歌う僕ら DREAMER"と、WINDMILL FIELDいっぱいに集まった笑顔に向け爽やかに届ける。
KEYTALK ©️METROCK2019 / Photo by 岸田哲平 画像 4/7
KEYTALKを代表するキラーチューン『MONSTER DANCE』では、おなじみのダンスで踊り狂うオーディエンス。Cメロでは八木が吹きならするホイッスルに合わせKEYTALKのお祭りは最高潮に!そのままノンストップで『トラベリング』を披露し、2度目のMCへ。「暑いですね!気温が上がるとテンションも上がっていくって感じで僕らもテンション上がっています!」と寺中。小野と2人でハンドマイクを持ち出すと、寺中「(小野の髪を指差しながら)ここにつけ麺が…」小野「昨日食べたつけ麺が美味しすぎてテイクアウトして頭の上に乗っけてね…って誰や!」と絶好調。その流れから八木に話を振ると、聞き取れない雄叫びを発し、「こんなに暑いと、春フェスじゃなくて夏フェスじゃー!」とテンションも最高潮の様子。そんな流れを見守っていた首藤を指差し小野は「大変!汗をかかない義勝さんが汗をかいてる!」と興奮。これに対し首藤は「これは汗じゃない、汁」と言ってのけ、会場の笑いを誘った。
KEYTALK ©️METROCK2019 / Photo by 岸田哲平 画像 5/7
小野のC&R、寺中の「夏に変えていこうぜ東京!」の言葉から始まったのは『YURAMEKI SUMMER』。オーディエンスを巻き込んで楽しめる楽曲が多いKEYTALKのステージは、何度経験してもその瞬間が一番楽しいと思わせてくれる力がある。
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KEYTALK ©️METROCK2019 / Photo by 岸田哲平 画像 7/7
一瞬の静寂が会場を包み、首藤と寺中がサングラスをかけると会場からは大歓声が上がる。寺中の「パリピになる準備はできてますか!?」の問いかけにオーディエンスが両手を掲げ答え『Summer Venus』が鳴り始めると同時に、会場には爽やかな風が吹き始める。"夏"があますことなく詰まった歌詞とメロディラインで、一足早く来た夏を存分に楽しむ会場。
夏の曲をふんだんに詰め込んだセットリストで、KEYTALKの夏(?)フェスは幕を開けた。
【セットリスト】
2019年5月25日 METROCK2019 WINDMILL FIELD / KEYTALK
M01:桜花爛漫
M02:Love me
M03:MATSURI BAYASHI
M04:BUBBLE-GUM MAGIC
M05:MONSTER DANCE
M06:トラベリング
M07:YURAMEKI SUMMER
M08:Summer Venus