2019.06.23 公開
木村カエラ、15周年アニバーサリー公演をデビュー日に開催!15曲メドレーや、デビュー以来の自身作曲の新曲「いちご」を初披露!

カメラマン:太田好治、立脇卓  画像 1/4

デビュー15周年を迎えた木村カエラが、自身のデビュー日である6月23日(日)に東京・日比谷野外大音楽堂にて、15周年記念ライブ「KAELA presents GO!GO! KAELAND 2019 -15years anniversary-」を開催した。

アイゴン(會田茂一/Gt)、高桑圭(Ba)、キャシー(柏倉隆史/Ds)、テリー(中村圭作/key)からなるバックバンドを従えてステージに登場したカエラは、オープニングナンバー「Magic Music」から「BANZAI」、「Super girl」とライブの定番曲を立て続けにプレイし、立ち見を含む超満員となる3000人の観客を喜ばせた。続いて、「この日をだいぶ待っておりました。感謝の気持ちを込めて最後まで一生懸命やるので楽しんでください」とあいさつし、大ヒット曲「リルラ リルハ」や「Sun Shower」を1曲1曲、丁寧に歌い上げ、ウェディングソングの定番となった「Butterfly」は、観客全員での大合唱となった。

木村カエラ、15周年アニバーサリー公演をデビュー日に開催!15曲メドレーや、デビュー以来の自身作曲の新曲「いちご」を初披露!カメラマン:太田好治、立脇卓  画像 2/4

MCでは10周年からの5年間を振り返りつつ、「続けていくためには変わっていくことが必要をモットーに今日まできた気がします。すごくいい5年だったんです」と語り、「急に今日になって15周年だということを実感しました」と明かすと、観客からは「おめでとう!」という声が上がった。そして、変化を恐れずに、常に新たな挑戦をしていきたいという思いを込めた「TODAY IS A NEW DAY」を皮切りに、ヘヴィーなロックナンバー「TREE CLIMBERS」「Yellow」で観客を圧倒し、キャリア初の試みだという「15分15曲の15周年メドレー」に突入。「sonic manic」ではシンガロングが巻き起こり、「HOLIDAYS」では<ラッタッタ>のコール&レスポンスによって一体感が生み出され、「マスタッシュ」や「誰」では観客はジャンプで応戦。「今日、1回きりしかやらない、みんなへの大きなプレゼント」だというスペシャルメドレーの興奮も覚めやらない中、本編は<君のために歌い続ける>というデビュー当時から今日まで変わらない思いを込めたデビューシングル「Level 42」で幕を閉じた。

木村カエラ、15周年アニバーサリー公演をデビュー日に開催!15曲メドレーや、デビュー以来の自身作曲の新曲「いちご」を初披露!カメラマン:太田好治、立脇卓  画像 3/4

アンコールでは、7月31日(水)にリリースされるニューアルバム『いちご』のタイトル曲で、カエラ自身が作詞と作曲を手がけた新曲「いちご」を初披露。15年間の喜びや悲しみ、感謝、全てを詰め込んだバラードをアコースティックギターと鍵盤の伴奏のみで、優しく温かく歌いかけ、最後に「15年間、大好きな歌を歌い続けてこれたのは本当にみんなのおかげです。改めてもっと頑張ろうと思いました」と感謝の気持ちを伝え、小さな幸せを見つける喜びを綴った「happiness!!!」で熱狂のうちに締めくくられた。

ここで全てが終了と思いきや、まさかのダブルアンコールが実現。デビュー前にヴォーカルを務めていたインディーズバンド、animo時代の楽曲で、自身のデビューアルバム『KAELA』に収録された英語歌詞のポップロック「You know you love me?」をパワフルに歌い、「また20周年一緒にお祝いしましょう!」と手を振ってステージを後にした。

カメラマン:太田好治、立脇卓  画像 4/4

なお、この日のライブは、7月21日(日)20:00からWOWOWにて放送される。さらに、7月31日(日)にデビュー15周年を記念したニューアルバム『いちご』をリリースする。フルアルバムとしては前作『PUNKY』より2年9カ月ぶり、通算10枚目のオリジナルアルバムで、自身が出演しているダイハツ キャストの新TVCMソングに起用されている新曲「セレンディピティ」のほか、Charaやあいみょん、ノルウェーのバンド・Pom Pokoによる提供曲など、全11曲を収録予定。また、10月からは全国ライブハウスツアーを開催する。

文:永堀アツオ

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