2016.08.08 公開

Every Little Thingが、デビュー20周年のメモリアルデーとなる8月7日にスペシャルライブ『Every Little Thing 20th Anniversary LIVE“THE PREMIUM NIGHT” ARIGAT?』を開催した。3,700人のファンが詰めかけた国立代々木競技場第二体育館には、20周年をお祝いして豪華ケーキもサプライズで登場。ELT初のオーケストラ編成かつヒット曲や名曲ばかりをそろえた全20曲セットリストで、持田香織と伊藤一朗、そしてファンにとってプレミアムな一夜となった。

【コメント掲載】Every Little Thing、初のデビュー日ライブを開催。特大ケーキで20周年をお祝い  画像 2/6

シングル総売り上げ枚数1200万枚、アルバム総売り上げ枚数1725万枚、過去ツアー総動員380公演90万人以上のELTにとって、デビュー日にワンマンライブを開催するのは意外にも初めて。そんなスペシャルライブは、360度観客に囲まれたライブステージに持田香織が登場し、流麗な弦の調べとともに「恋文」の詞を朗読するところから始まる。そして「Over and Over」「キラメキアワー」「ハリネズミの恋」などドラマ主題歌やCM曲にも起用されたヒットソングが次々に披露されると、オーディエンスは大きなクラップを返しながら気持ちよさそうに彼らの音に身を委ねる。

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中盤には、デビュー当時を思い出させるようなひざ上のミニスカート&ハイソックス姿に衣装チェンジした持田が「Feel My Heart」を歌唱する。そして「90年代ありがとう!」「エイベックスありがとう!」「松浦さんありがとう!」「いい曲をいっぱい作ってくれた五十嵐さんありがとう!」と絶叫。さらに「アホになる気はあんのか、お前ら!」「愛を謳う気はあるのか、お前ら!」と、いつもの調子で煽って「Dear My Friend」「Shapes Of Love」を歌えば、観客のボルテージも最高潮。会場全体での大合唱が巻き起こっていた。

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一方、「jump」終わりには、20周年をお祝いした豪華特大ケーキがサプライズでステージに登場する。500mm×800mmという大きさのケーキは、20年という歴史の積み重ねを表現した20層。さらにキットカットを用いて形作られた“20th”の文字とたくさんのフルーツ、そしてEvery Little Thingのプレートも。「20周年おめでとう!」という観客からの歓声を受けて、何も聞いていなかった持田と伊藤は驚きと喜びの表情を浮かべた。

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アンコールでは、アラニス・モリセットに憧れて20歳の頃にギターを購入したが、Fのコードで挫折したという持田が、ファンの見守る中で「ソラアイ」のアコギ弾き語りを初めて披露する。さらに20年という活動を通して出会った人たちへの感謝の気持ちと、これからも続くELTへの想いを込めた「出逢った頃のように」を観客と一緒に歌い上げ、メモリアルデーのスペシャルライブを締めくくった。

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「今日まで支えてくれたスタッフのみなさん、集まってくれたみなさん、今日まで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。またお会いできる日まで。」── 持田香織

なお、ミリオンヒットを獲得した「Time goes by」をしっかりと聞かせて終了した本公演の本編セットリストは、配信限定アルバムとして、8月8日0時よりレコチョク、iTunes、mu-mo限定でリリースされる(新曲「ブルースター」も初収録)。さらに10月2日には、WOWOWにてELTの20周年を記念した『20th Anniversary Best Hit Tour 2015-2016 ~Tabitabi~』と『20th Anniversary LIVE “THE PREMIUM NIGHT”ARIGAT?』の模様が放送される。

またEvery Little Thingは、9月21日にニューシングル「まいにち。」(フジテレビ系『ライオンのグータッチ』テーマソング)をリリースする予定だ。

■ 持田香織コメント

「続けてこられた」その奇跡的な瞬間ひとつひとつが、淡々と過ぎたひとつひとつが、苦しかったひとつひとつが、宝物だと言いたくなるような二十年でありました。

私達がELTでいられる場所を温かくときに厳しく、守り抜いてくださってきたファンの皆さんに心から感謝いたします。そして同じ想いで先を見つめ、一緒に作品を作り上げてきたメンバー、スタッフに心から感謝いたします。

今日を皆さんと一緒に過ごせること、とても嬉しく誇りに思います。ありがとうございました。

■ 伊藤一朗コメント

客席を見渡すと様々な方がいらっしゃいます。初めて僕達を見るであろう方、何度も来てくれている方、結婚して夫婦で来てくれたり、子育てが落ち着いてまた会場に来てくれた方など……もちろんこの日来れなかった方もいらっしゃるでしょう。音楽を通じて皆様とこうして時間を共有することが出来るのは、素晴らしい事だと思います。20年間という時間に対し、自分達の成長を考えるとまだまだであると感じています。これからも頑張ります。

Photo by 田中聖太郎

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