アート・ミュージック・フードなど、さまざまなカルチャーが融合した1日限りの総合フェスティバル「HANAVIVA 2019 powered by AMERICAN EXPRESS」(以下、HANAVIVA2019)が7月13日(土)、横浜港大さん橋国際客船ターミナル特設会場を舞台に開催。メインステージを盛り上げてくれた、心揺さぶるMIYAVIのライブレポートをお届けする。
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真っ赤に染まるステージから流れ出すイントロは「Raise Me Up」。エレクトリックギターを手にして勢いよく飛び出してきたMIYAVIをひと目見ようと集まったオーディエンスの熱気もなんのその。指先から繰り出される得意のスラップ奏法で早々と場内をMIYAVIの世界観が魅了していく。
サファイアブルーの髪を振りかざしながらクールにギターを奏でる本日のファッションは、英語ロゴが入った白Tと黒パンツ、そしてシルバーのジャケット。以前パリコレのランウェイで歩いたY-3のスニーカーを履き、モードカジュアルを打ち出したMIYAVIのスタイルを見せてくれた。
ギターはもちろん、歌やパフォーマンスも見逃せない。エッジの効いたエレクトリックなサウンドが特徴的な「Raise Me Up」「What’s My Name?」「In Crowd」を続け様にお披露目すると「一緒に横浜、揺らせますか!?」と煽りを入れるMIYAVI。オーディエンスに大ジャンプをさせ、場内全体を本気モードで揺らしていくとステージの先端まで躍り出てオーディエンスとの距離を縮めていく。さらに、HONDAのCMに起用された楽曲「Fire Bird」では、アレンジを効かせたライブバージョンでMIYAVIらしい自由でアグレッシブな演奏と歌声を響かせてくれた。
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「横浜、楽しんでいますか!?ガッツリ僕たちの音で雨雲を吹っ飛ばしましょう!」
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ライブの後半、7月24日(水)にリリースされるNEWアルバムと同タイトルの新曲「No Sleep Till Tokyo」を歌い上げれば、オーディエンスのボルテージは最高潮!東京をテーマにしたメロディアスなデジタルサウンドで、一切「攻め」の姿勢を崩さないのは流石の一言といえるだろう。ラストスパートには、ダンサブルなサウンドが印象的な「Day1」で再びオーディエンスに煽りを入れると、羽織っていたジャケットを脱ぎ捨て鍛え抜かれた腕がお目見え。エキセントリックなギターテクニックを見せつけ、場内をジャンプ&クラップの嵐に巻き込んでいく。「最高の夏にしてください!」と強く叫ぶMIYAVIの笑顔とともに幕を閉じた。
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常に進化を遂げ続けるMIYAVIの近未来のデジタルロックサウンド。新アルバム「NO SLEEP TILL TOKYO」を引きさげたワールドツアーへの期待も、ますます高まりそうだ。
M1. Raise Me Up
M2. What’s My Name?
M3. In Crowd
M4. Fire Bird
-MC-
M5. No Sleep Till Tokyo
M6. Day1