最新楽曲「Prime Numbers」(テレビ朝日系4月木曜ドラマ「緊急取調室」主題歌)の他、昨年8月にリリースしロングヒットを記録した「もし君を許せたら」(フジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』主題歌)、自身初の映画タイアップとなった『コードギアス 復活のルルーシュ』のオープニング主題歌「この世界で」、さらには小谷美紗子、常田大希(King Gnu)、永井聖一(相対性理論)など多彩なクリエイターやアーティストが作家陣として参加した約1年2か月ぶり、自身6枚目となるオリジナルアルバム「DUO」をリリースした家入レオ。
そんな家入が同アルバムを引っ提げ、自身最大規模となる全国ツアー“家入レオ 7th Live Tour 2019 ~DUO~”(全20公演)を5月10日(金)山梨・YCC県民文化ホールよりスタートさせ、そのツアーファイナルを本日、初のワンマンとなる幕張メッセ国際展示場9.10ホールにて開催した。
Photo by 田中聖太郎 画像 2/4
開演時間をまわるとバンドメンバーによる演奏がスタート。煌びやかな照明とスクリーンの映像、さらに会場からの手拍子で期待感高まる中、スパンコールがあしらわれた青のワンピースをまとった家入が登場。テレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」主題歌として話題となった楽曲「Prime Numbers」からライブはスタート。その後、ニューアルバム「DUO」に収録されている「Neon Nights」の冒頭では「幕張お待たせしましたー!!楽しんでいきましょーーー!!」と叫ぶと会場からは大きな歓声が上がった。最初のMCでは「みなさん!こんばんは家入レオでーす!楽しみにしてきましたー!後ろの後ろまでありがとうー!家入レオ7th Live Tour 2019 ~DUO~に来てくださって本当にありがとうございます!5月の山梨を皮切りに全20公演全国、津々浦々回ってきましたが、今日の千葉 幕張でツアーファイナルを迎えます!台風の心配がありましたが、無事、いろんな場所から皆さん今日は幕張に来てくださって。夏休みということもあっていろんな場所から足を運んでくれてるんじゃないかなと思います。音のシャワーを浴びて楽しい夜にしていきたいと思っています。最後までよろしくお願いします!」と話した。
その後、「初めて来た方も楽しんでもらえるように耳馴染みのある曲をそろえてきましたし、何回もわたしのライブ来たことあるよ、という方もこのツアーでしか聴けないアレンジで練習してまいりました。皆さんに楽しんでもらえたらな、と思います。今日とっても暑いですが、この季節にぴったりのこの曲を。聴いてください、「君がくれた夏」」と話すと、ドラマ主題歌としてヒットを記録した「君がくれた夏」「Silly」「ずっと、ふたりで」の3曲を続けざまに披露。すると「来てくれたお客さんの顔とか、みんなを包んでいる雰囲気がステージにいっぱい届いて。距離は本当に関係なくて一番前の人にも一番後ろの人にも心では同じ距離でつながっていると思って歌を歌っていて。それが伝わっていると嬉しいです。」と話し声を震わせる場面も。
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さらに、スペシャルゲストとして、前作のアルバム「TIME」では3曲を、今作「DUO」では「この世界で」を制作した尾崎雄貴氏(Bird Bear Hare and Fish)が登場。「このツアーでは「Relax」をその日のアレンジでやってきたので、今日もそれをお届けしたいと思います。その日のその瞬間を閉じ込めたいということでジャズ、ボサノバ、お祭り、ロックいろんなバージョンをやってきました。今日は何バージョンがいいですかー?」と家入が問いかけると観客は大声で思い思いに叫ぶ。「お、ロックが多いってことは盛り上がりたいってことですか?!ファイナルにふさわしい!スペシャルゲスト尾崎雄貴さんと幕張バージョンでお届けしたいと思いまーす!!」話すと尾崎雄貴氏作詞作曲による「Relax」を披露。尾崎氏との初コラボで会場を大いに沸かせた。
黒地に赤い花があしらわれたワンピースに衣装チェンジするとライブは後半戦に突入。常田大希氏(King Gnu)作詞・作曲の「Overflow」では「幕張ー!ストレス溜まってないですか!学校とか会社とか日頃溜まってる嫌なこと全部全部忘れて音楽の波に乗って行こうぜー!」と叫ぶと家入のワンマンライブ史上初となる会場中央に及ぶ花道を、ところせましと駆け巡り観客を煽り、家入が17歳の時に制作したという「Bless You」では力強くも情感たっぷりに歌い上げた。
本編最後には「10代でデビューしていろんな人に出会っていろんな素敵な音楽にあいました。その都度その都度自分がやりたいと思った音楽をやってきて。歌詞も変わってメロディも変わって、いろんな声があってでも、大事なことは生まれてから死ぬまで、わたしの魂の形は絶対変わらないということです。」と話し披露した「サザンカ」では美しい歌声を会場中に響かせた。
割れんばかりのアンコールの歓声に再登場した家入。デビュー曲「サブリナ」を観客と共に拳を突き上げ熱唱し、会場は大歓声と拍手に包まれた。「ありがとう!幕張のみんなの気合と笑顔バンバンこちらに届いております!後ろの後ろまで飛んで跳ねて、拳つきあげて。音楽って最高ですね!」と話し、最後には「Bouquet」を披露し、観客からは惜しみない拍手が送られ大熱狂の一夜は幕を閉じた。
そんな家入だが、今夏はジャイガ –OSAKA GIGANTIC ROCK FESTIVAL 2019-、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019、初開催となる桃太郎フェス、THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019と計4本のフェスへの出演が決定、9月20日には家入が所属するレーベルのイベント『Colourful Records presents“Match Up”』にて、SCANDALとの対バンも決定しており、こちらも見逃せないイベントとなっている。また、既に発表となっている愛工大学、医療創生大学の他、今年も多くの学祭に出演していくので、随時発表を楽しみにしてほしい。さらに、8月16日~18日に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて上演される『蜜蜂と遠雷 リーディングオーケストラ ~ひかりを聴け~』への出演、めざましクラシックス inSACAYへの出演なども決定しているので詳細はオフィシャルHPをチェックしよう。
なお、本公演の模様は、日テレプラスにて放送されることが決定。初回放送は9月28日(土)18:30~となっているので、こちらもお見逃しなく。